ふう…
とにもかくにも、昨日の結果報告をしなければなりませんね。
ぶっちゃけ思い出すのも嫌なのですが、
悲しみは乗り越えるために、そして強くなるために、
今そこにあるのです。
そうは思いながらも、
もしも時計の針を戻せるのならば、
君の心が揺れる前に、
そして僕の心が迷う前に、
パチ屋の店員が持っている抽選箱の中へ手を入れる前に。
たとえそれが、
命脈が尽きるまでの螺旋の中で、もがき苦しむだけの努力だとしても…。
…ほらっ!
負けすぎたショックで芸風が変わっちゃたじゃないですかあああっっっ!!
【11月10日(水)・砂肝的大仏滅の日】
朝も早くから、銀行のATMの前に並び、
おろしたてのお金を財布に入れて、
おろしたての笑顔で知らない人におはようと言う私(←めぞん一刻)。
あいさつした年配女性が、あからさまな怯えの表情を見せているが、
そんなの知ったこっちゃない。
おろしたての笑顔を温水洋一の笑顔に変えて向かうは、
激アツ月イチイベントを行うパーラーひとり遊び(仮名)。
今日は勝てるといいな、ではなく、
勝たねばならんのだよ、彼のために。
開店20分前につくと、沼袋くんは既に店の前で一服中。
「砂肝さん、何打つんスか…
って、聞くまでも無いッスね!」
と陽気な笑顔で言い放つ彼。
そう、私がエウレカを打つのは言うまでもないこと。
そしてまた、彼がリンかけを打つのも言うまでもないことなのだ。
あー、
なんか書いてて調子が出ないからここからはザックリ行きますね。
私は、昼過ぎまでに白ビッグ1回・バケ2回引いただけで、
既に投資が30本オーバーして白骨化寸前。
沼袋くんは、午前中にBIG中フリーズ(継続率95%)を引いて、
一気にカチ盛り2箱半。
その後も、
イベントなのでどこかに潜伏しているであろうエウレカの高設定台を、
手当たり次第に探しつつ、
「どうやら今日は、エウレカに当たりナシ」
と判断できたのが午後5時過ぎ。
この時点で私の投資額は計60本、遺書を書き忘れた気分になる。
その後、いつの間にか店にいた沼袋君のツレから、
「ボクが今打ってる爺サマー、設定6で間違いないの数値なんですけど、
投資の限界ッスわ。砂肝さん、良かったら打ってみませんか?」
と言われたので、ワラにもすがるような気持ちで移動。
そして、完全にトドメをさされる20本ロストを上乗せ。
最後は蒼天でBIG引いたり死合引いたりして頑張ったけど、
結局ノマれておしまい。
財布の中にあったきゅーまんにせんえんが、
せんえんさつごまいになったところで白旗。
一切の脚色も誇張もなくリアルに負債額を晒すと、
しめて、はちまんななせんえんまけ。
沼袋くんは、出たりノマれたりを繰り返しつつも、
中間設定以上はありそう、と言う事で勝負を続行するとの事なので、
一緒にご飯を食べに行くのはヤメて、
私は先に帰らせてもらうことにしました。
ブラックキャットヤマトの宅急便のお兄ちゃんの台車に乗せられて、
自宅へと運搬される私は「ドナドナ俺バージョン」を口ずさんでいました。
ある晴れた 昼下がり
地獄へ続く道
台車がゴトゴト 負け犬乗せていく
ブサイク砂肝 売られていくよ
行き着く先は ガチホモ社長
マナカナマナカナ 苗字は三倉
モナモナモナモナ リスペクト仁岡
結局、最後の連れ打ちは、
仕事と同じように、年長者としてカッコいい姿を見せることなく終了しました。
ま、彼はひとりで頑張れる、
ということを証明してくれたような気がして、
それはそれで良かったようにも思えます。
予想以上にお金がなくなってしまったので、
寒くなったのでそろそろ新しいコートが欲しいな、とか、
穴がボッコリ開いてしまった靴を買い替えたいな、とか、
たまには美味しい肉料理でも食べに行きたいな、という淡い気持ちは、
全て忘れることにしました。
家に帰ってため息をついていると、
さっきまで遊んでいた「パーラーひとり遊び」からメールが届きました。
『本日のイベントはこのままでは納得がいかないので、
月末にもう一度、同じイベントを開催します!!』
だってさ。
「納得いかないのはコッチだよっ!」
と、思いました。
悲惨だな、
悲惨だな、
悲惨だなー。 ←25年ぐらい前の稲川淳二のように