昨日の帰宅途中に、


「何となく甘いモノが食べたいな、


出来ればその後に巨乳ギャルなど抱ければ最高なんだけど」


などと考えていたら、


駅の構内で売っている草モチと豆大福に目が釘付けになりました。


「あぁ、おいしそうだな、1パックずつ買って帰ろうかな」


と思ったのですが、


サイフを取り出して中身を確認したら、


ああ、なんということでしょう・・・


紙幣は勿論のこと、小銭すらほとんど入っていないことに気付いて、


しょんぼりと肩を落としてあきらめることにしました。




セツ子「お兄ちゃん!ウチ、草モチ食べたい!


豆大福、食べたい!」



兄「・・・セツ子、ごめんな。


お兄ちゃん、もうお金、無いねん。


辛抱してくれるか?」




セツ子「嫌や!お兄ちゃんのケチ!


セツ子、顔が緑色になるまで草モチ食べたいねん!


尻穴から消化不良の豆が飛び出すぐらい、


豆大福たいらげてな、


モチをノドに詰まらせて天国のお母ちゃんに会いにいくねん!」




兄「セツ子!無茶言うたらアカン!


お兄ちゃん、昨日もセツ子がいちごカプリコ食べたい言うから、


駅前のガイアに玉、拾いに行ったんやで?


お兄ちゃんの頭、見てみ?


このタンコブ、


玉を7発拾った時点で大仏さんみたいな頭のおっちゃんに捕まってな、


ゲンコツでボッコーいう音がするまで殴られたから出来たんやで?


お兄ちゃんな、


スーパーマリオに出てくるクリボーの気持ちわかったわ・・・」



セツ子「嫌や!嫌や!嫌やねん!!


ウチ、どうしてもおモチ食べたいねん!!


ええやん、


別に、ちゃんこダイニング若に連れてって、


とか微妙な事を言うてるわけやないやん!!


お兄ちゃんのドケチ!!


貧乏人!!


不細工!!


早漏!!


元カノが片桐はいり似!!


熟女のパンストフェチ!!


財布がマジックテープ!!」



・・・・という、火垂るの墓もどきの寸劇が脳内で繰り広げられ、


あらためてパチスロという遊技の恐ろしさ


そして貧乏のみじめさ


戦争の悲惨さ


セツ子の現代っ子ぶりを知ることになりました。




本日は、皆様へ。


この、救いのない世界でよるべなく佇む私の、


煮えたぎった心の中でうごめく一縷の悲しみを、


誰にぶつけられる訳でもない、やり場のない憤りを、


この曲にのせてお届け致します。



THE YELLOW MONKEYで 『JAM』。



外国に飛行機が落ちました・・・


ニュースキャスターは嬉しそうに・・・


「乗客に日本人はいませんでした」


「いませんでした・・・・・」


「いませんでした・・・・」


「今、千駄ヶ谷・・・・・」






【教訓】


「ゲームは一日一時間、


パチスロは一日二万円、


パンスト破りのオプションは三千円」


                  高橋名人(出身地・・・冒険島)より