私の勤務する、


パーラー「景品交換所の直前に落とし穴」(仮名)にも、


とうとう「花の慶次~亜依~」が導入され、


昨日は多数の加護ちゃんファンが店内に溢れかえり、


「打倒、元相方のブログの女王気取り」のシュプレヒコールを一斉に・・・





まっ・・・間違えたっ!!


それも盛大にっ!!


導入されたのはっ、


「花の慶次~愛~」という台だったっっ!!


ど・・・どうなのっっ!?


そこのメガネのレンズが指紋で汚れまくってる、


牛丼屋でやたらと紅ショウガを大量にかけて食う、


そこのパッしないアンタは、


もう打ったのっ!?


打ってないならいつ打つのっ!?


明日!?


明後日!?


それとも子の刻かっ!!?


アンタがモタモタと家で雑巾掛けしてる間にっ!


辻ちゃんは今日もくだらないTVに出て、


二代目たかの友梨の座を狙うべく、


シコシコと小銭稼いでるわよっ!?


早く、打ちなさい、慶次様をっ!!


しめやかな右打ちでええええっっ!!!







はーい、ちょっと水飲んで落ち着いたので続けまーす。

今日は、そんな賑わっている慶次のシマを尻目に、


昨日、


閑散とした甘デジ沖海のシマで遊技されていた男性客のお話をしまーす。


その30代前半ぐらいの、


ドランクドラゴン鈴木似の潤い少なめの男性(以下、鈴木さん)は、


常にケータイをポチポチといじっておられました。



まぁ、遊技中にケータイをいじくる男性なんて、


珍しくもなんともありません。


かくいう私も、遊技中にブログのコメントを確認したり、


友達に、


「3万入れてバケ1回。


この台をボーリングの球のようなもので破壊したい」


といった殺伐とした内容のメールを送りつけたりしますからね。




しかし、金髪の女性が大はしゃぎするリーチがかかろうが、


大量の魚が画面を右から左へと流れていこうが、


鈴木(敬称略)はケータイの画面から目を離そうとはしません。



「はて、何でそんなにケータイばっかり見てるのかな?」


私は好奇心を抑えきれずに、鈴木のケータイ画面を覗き込みました。



そこには、


豊満な乳(にゅう)を、


自ら揉みしだいている女性の映像が流れておりました。




なるほど!



私は顔からウロコが落ちました。



彼はパチンコをアツく打っているのではなく、


パチンコ店でチ○コをアツくさせていただけなのでした。



その後も鈴木は、


ようやく大当たりを引いた甘沖海で、


時折「下皿の玉をヌイてね♪」的な事を言うマリンちゃんの声に、


たまーに反応しつつも、


四つん這いの女性の尻に、


棒状のものが出入りしている様子の動画に熱視線を送っておりました。




数時間後。


甘デジにも関わらず約1万5千発の出玉をゲットした鈴木は、


いくらか精気を取り戻したような表情で退店されました。


その背中は私に、こう語りかけてきたような気がしました。


「今日勝ったこの金で、女を抱く!!」


と。