私は、昔話が好きです。
桃太郎
金太郎
浦島太郎
漫☆画太郎
など、架空の物語の主人公が活躍する話が特に好きで、
「いつか私も、このような物語を書いてみたいな」
と3日ぐらい前からずーっと考えていました。
で、昨日からちょっと書いてみたんスけどねっ!
いや、難しいこと難しいこと。
どうやって話を広げていいのか、サッパリわかりません。
ま、とりあえず読んでやって下さい。
【題名:栗取物語】
むかーし昔、あるところに、
正確に言うとだいたい25、6年前の栃木県と群馬県の県境のあたりに、
おじいさんとおばあさんと犬が住んでいました。
おじいさんの名前は「卍丸」 (まんじまる)、
おばあさんの名前は「メアリー」 、
犬の名前は「トンヌラ」といいますが、
物語と直接関係ないので覚えなくていいです。
ある日晴れた日のこと。
おじいさんは山へ芝刈りに、
おばあさんは川へ洗濯に、
犬は隣村のメス犬と交尾しに、
それぞれでかけました。
おじいさんは、芝刈りの途中でふと野糞がしたくなり、
山道の途中にある竹やぶの中で、
コールド負け寸前の草野球チームのキャチャーのようにしゃがんでいました。
すると目の前に、ギンギラギンにさりげなく光る1本の竹を見つけました。
「もしかしたら、この竹の中から全裸の美少女が出てくるかもしれない」
おじいさんはそう思いながら、竹めがけて斧をフルスイング。
スッパリ切れた竹の中から出てきたのは、きびだんごでした。
おじいさんは渋々、きびだんごを持って家に帰りました。
その頃おばあさんは川で勝負下着(穴開きTバック)を洗っておりました。
すると、河上から大きな栗と小さな栗がドンブラコと流れてきました。
「あれを使って、小粋なモンブラン的なデザートでも作ってみましょう」
おばあさんはそう思いながら、川めがけてダイビング。
溺死寸前でなんとか大小2つの栗を川岸へ拾い上げて、
タクシー(領収書はアテナ企画宛て)で家に帰りました。
犬は、その日は家に帰ってきませんでした。
翌日の正午過ぎ。
おじいさんとおばあさんはきびだんごを食べながら、
土間に置いてある大小の栗の処遇について考えていました。
(犬は畳の上で赤ワインを飲んでいました)
そしておじいさんが導き出されたファイナルアンサーは、
「とりあえず割ってみるか?」
というものでした。
おばあさんと、昨日4発ヤッて満足気な表情の犬が見守る中、
おじいさんが手刀で大きな栗を割ると、
中からモクモクと煙が噴き出してきました。
実はその煙を身体に浴びると、あっという間に老人になってしまうという、
龍宮城特製の老化促進毒ガスだったのですが、
もともとジジィ&ババァだった2人には効果がなかったため、
「多分、ちょっとした副流煙だったにちがいない」
という結論で納得、
その後二人で味玉入りつけ麺を食いに行きました。
犬はその数日後、
「犬ヘルス 鬼が島」という店に友達の猿とキジと一緒に行き、
お気に入りのメスを指名して2発抜いてきたとさ。
さらにその数日後に、
犬が気まぐれでかじった小さな栗からは、
玉のような男の子が出てきました。
その男の子は現在、小栗旬という名前で俳優として活躍しているというのは、
あまり知られていないお話です。
めでたし、めでたし。