昨日、ぬらりと立ち寄った書店にて、
待望の一冊を発見しました!!
- 花の回廊―流転の海〈第5部〉 (新潮文庫)/宮本 輝
- ¥700
- Amazon.co.jp
↑写真撮るの面倒なんでwww
宮本 輝の「花の回廊 -流転の海 第五部ー」です。
文庫版で出るのを待ち望んでおりました。
第一部「流転の海」を読んだのが、確か僕がハタチぐらいの時で、
第二部の「地の星」が、それから4年後ぐらいだったかなぁ。
で・・・それ以後・・・
・・・って、覚えてないやw
えーっと。
調べてみたら前作(第四部 天の夜曲)から5年位経ってるのかー。
内容をおさらいしようと思ったけど、引越しのドサクサに紛れて見つからんw
僕は宮本輝の小説の登場人部の中では、
この流転の海シリーズの主人公である「松坂熊吾」が二番目に好きです。
(ちなみに一番は「優駿」の多田時男)
この人は、僕と同じく愛媛県出身という設定なので親近感が湧くのですが、
とにかく男気があり、タフであり、豪胆な人物で、
憧れの存在なのです。
山田詠美さんも、「抱かれたい男」に彼を挙げてましたが、
その気持ちわかりますw
こういう男になりたかったんだけどなぁ・・・
どうしてこうなっちゃかなぁ・・・w
そんな憧れの松坂熊吾が活躍するこのシリーズも、
当初、完結する予定だった「全5巻」に収まり切れずに、
現在「第六部」が連載中なんですよね。
「流転の海」を読み終えた時。
すなわちハタチの頃には、
「第5部で完結する」という話を知って、
そんな先の事なんて想像もつかなかったし、
また、その頃までこの作品の事を想い続けているなんてことは、
予想だにしませんでしたが、今この「第五部」を手にしてみて、
「あぁ、何も考えなくたって時間だけは脈々と流れているんだなぁ」
という事を再認識しましたよ。
このペースだと「第六部」が文庫で出る頃には、
僕、40歳越えてますねぇw
ま、そんなイヤな事実には目を背けて、
待ちに待ったこの作品をじっくり楽しみたいと思います♪