ふと気付けば、今日で8月も終わり。


毎年、8月31日になると、


「あぁ今日で夏が終わってしまうんだなぁ」


と少し感傷的になってしまうのは、


小学生の頃からちっとも変わりません。



めぐりめぐる季節がそうであるように、


全てのものには終わりがあり、


全てのものには始まりがある。


今日という日に、何かの灯りが消えて、


今日という日に、何かの芽生えがある。


途切れてしまった道が。


深く結ばれた絆が。



僕の大好きな曲の歌詞に、


「手渡された悲しみ 


それは乗り越えるためにあると空見上げ思う


誰も一人で死んでゆくけど 一人で生きてゆけない


いつか誰かと僕も愛し合うだろう」


という一節があります。



僕はこの曲が大好きで大好きで何度も何度も聴いているのですが、


「悲しみは、乗り越えるためにあるもの」


「人は、一人では生きて行けない」


という、


当たり前のようで、


言葉では理解できていても自分では気付きにくい事実を、


苦しんでいる人はもちろん、


幸せになろうとしている人にも、


僕は贈りたいと思うのです。





今日、新たな第一歩を踏み出した友へ。


本当におめでとう。


そして、


とっくに気付いているだろうけれど、


君はもう、一人じゃないんだ。