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結論から書きますが、
「食べ放題ではテンション上がりません」です。
そもそも、モトが取れるぐらい食べられないもの。
ちょっと前に和食の食べ放題に行った時に隣に座っていた、
故・クラッシャー・バンバンビガロに無理やり性転換手術を受けさせたような、
極めて特殊な体型をした女性ならテンションも上がるのでしょうが、
砂糖水を含ませた脱脂綿を与えておけば半日もつような体質の僕には、
「焼肉食べ放題!!2980円~(←この「~」もズルいよな)」とか、
「スイーツ食べ放題!!お子様半額!!ギャル曽根出禁!!」とか、
「時間内発射無制限!!」
といったあおり文句には、ちっともソソられないのです。
・・・って、ここまで書いてふと思い出したんだけど、
今から15年ぐらい前に、
国分寺の駅ビルの中にしゃぶしゃぶの食い放題の店があって、
そこに体重が何と110キログラムもある巨漢、
水戸泉くん(仮名)と食べに行ったんですわ。
この肥満体は、
「10人前ぐらい余裕ッス、後藤真希はごっつあんです。」
とか何とか言ってたような気がしますが、記憶は定かではないです。
僕は「なんぼなんでも10人前はキツいんじゃね?」と言ったのですが、
「全然余裕ッス、牛一頭ぐらいイケちゃうんじゃないッスか?」
と豪語する彼を見ているうちに、
イナバ物置に乗る101人目の男のような、
「まぁ多分ダイジョウブかな?」という気分で入店したんスわ。
で、結果。
僕・・・3人前。
水戸泉くん・・・6人前。
二人合わせても10人前に到達しなかった、という完全予選落ち状態でした。
で、その時ハッキリ分かったのは、
美味しく、楽しく食べるのが食事の趣旨であって、
どれぐらい食べられるのか頑張る、
というのは明らかに僕とYOSHIKIの美学に反する、という事でした。
よってそれ以後は「食べ放題」には全くテンションが上がらなくなりましたです。
けど、その時の、
水戸泉くんがワシャワシャと牛肉を体内に吸収していくあの姿を見たときは、
結構テンションが上がったので、
太った人と一緒に食べ放題に行って、食べているところを見るのは、
結構テンションが上がって楽しいんじゃないかなと思います。