「ほっともっと」のお弁当を、ほも弁当と呼んでいます。


憎っくきクリスマムードを払拭すべく、


今晩はほも弁当を食べようと思いまして、


帰りに駅前の「ほっともっと」へ忍び足で入店したのですが、


そこで僕の目に飛び込んできた衝撃的な貼り紙が!!


 

「誠に(中略)12月31日を持ちまして閉店とさせて頂きます」



がーーん(←昭和のリアクション)。


ショックです。


ショックスです。


ショックスセンスです。


「ひどぃよぉ・・・・・・あたし、はぢめてだったのにぃ・・・」


じゃなかった、


ここ、結構遅くまでやってて便利だったのにぃ。



ションボリリズム(パフューム)を脳内熱唱しながら、


メニュー表を眺めていたのですが。


店内には、猫の子一匹おりませぬ。


やむなく、僕が「すいまスーン」と中声で呼びかけると、


「チッ、客が来やがった・・・」という心の叫びが顔に書いてある、


5浪しているさかな君みたいな兄チャンが出現しました。



ここでテンションは既にローギアなのですが、


気を取り直してオーダー和正。


砂肝「えーーっと、まんぷくのり弁当ひとつ。」


 

さかな君「・・・・・。」



へんじが ない。   ただの しかばねの  ようだ。



スゴイね!!


新しいバイト、まだ決まってないのかね!!


いくら間もなく閉店だからって、無言ッスか!!


もし僕が、


「アンチョビ風味のア・ラ・クレーム弁当ひとつ、つゆだくで。」


とオーダーしても、彼は無言色っぽい?だったのでしょうか・・・



砂肝「・・・以上でお願いしまーす。」


怒るよりも感心したので、元気に笑顔で注文終了。


さかな君は、厨房へと姿を消しました。



しっかし、さすがクリスマ。


まんぷくのり弁当を待つ間、


花の慶次で10万負けた高畑淳子みたいな顔のオバちゃんが、


店内に入って来て、何も買わずに退店した以外は、


僕10分くらい、ずーっとひとりぽっちでした。



「17番でお待ちのお客サマー・・・・・。」


「僕以外に、誰かいましたっけ?」とツッコミたくなるような、


マニュアル通りのオペレーションで呼び出される僕。


「りがとーざいました、またお越し下さいませー。」


12月31日の夜、彼はマニュアル通りに、


「また」お越し下さいませ、と言うのかな・・・


それとも、もういないかな・・・


そんな事を考えながら歩く僕の脳裏に浮かんだのは、


そんな店で弁当買う僕は負け犬!!


という言葉でしたとさ。


ワンワン!!!