ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
僕は愛媛県出身です。
よく「あ、俺、ういろうとか好きです」とか、
「しゃちほこ?でしたっけ?ありますよねー。」
とか言われたりしますが、そんな人にはテキトーに相槌を打ちます。
ちょっと気の利いた人からは、
「あぁ、みかんの。」
という返答を頂きます。
これに関しては、ほぼ的確な回答であるため、
満面の笑顔で「YES!!共立美容外科!!」とシャウトさせて頂きます。
事実、愛媛県の80%はみかん畑。
残り20%の平地に、美容院1件、ドラッグストア1件、寺小屋2件、
その他に、クッパの城とダーマ神殿、
セーブポイント(インクリボン所持時のみセーブ可)などがあります。
県民は成人するまでに全員、
「きまぐれオレンジ☆ロード」を読む義務がある事も有名です。
そんな愛媛県に住む、みかん泥棒を生業としている僕の叔父から、
先日、1通の手紙が届きました。
まずはそれをご紹介致しますね。
「全略・・・って全部略したら話終わりじゃが(笑)。
前略、砂肝クン。
チッチョリーナッス!!(←現在、愛媛県内で大流行の最新ギャグ)
アンタのブログ、週2ペースで読みよるよ。
ところで。
アンタ、そろそろ『アレ』やらんとマズいやろう?
そろそろ愛媛スピリッツ、略して媛魂見せたりーや!!
追伸:最近オナクラにハマってしもうたが。
ちーと用立て(3万ぐらいでええけん)してくれや。」
・・・・・なるほど。
すっかり忘れてました、テーマ「作法」。
今回は愛媛県民なら誰でも知っている、
松山銘菓「一六タルトの正しい食し方」について、説明致します。
(久々なんで、どんな進行だったか忘れています)
では、参ります。
①購入
まー、これについてはどうでもいい。
もし誰かに貰ったんだったら、
「こんなつまらないものを、わざわざスンマセン」と毒を吐くもよし。
スーパーとか東京駅とかで自分で買ったんだったら、
「これって百年くらい日持ちすんの?」と聞いて、
店員さんにイヤな顔をされればいいと思う。
②帰宅
自宅に持ち帰る際は、フロシキもしくは油紙に包むなどして、
ジュラルミンケース・もしくは懐に忍ばせて、
拳銃・あるいは短刀を持っているような気分で運搬する事。
理由は「アイツ、タルトマニアか?」などと陰口を叩かれないため。
③いざ、実食。
テーブルに「まるのまま」置きましょう。
1+9+3=一休さん、1+6+タルト=一六タルト、
というギャグが、小学生の頃流行していた。
④包装紙を乱暴にはがしましょう。
別に、僕はヘンな薬とかには手を出していない。
⑤中央をわし掴みにして、縦に持ちましょう。
別に新製品のオナホではない。
「の」の字状に餡が入っているのが一六タルトの特徴なのだ。
⑥漢(おとこ)は黙って、丸かじり!!!
オトコは丸かじり。坊屋春道でもそうすると思う。
⑦飲みモノも忘れずにネッ!!
調子に乗って1本全部食べたら、やや体調に異変が。
だがそれがいい。
「一六タルト」にピッタリの飲み物としては、
・牛乳
・コーヒー
・紅茶
・日本茶
・センブリ茶
・青汁
・テキーラ
などが挙げられます。
「さらりとした梅酒」は、あまり合わない事が判明(実践済み)。
皆様も、一度お試しあれ。
(僕は類似品の「六時屋のタルト」のほうがウマいと思いますが・・・)