「重っっ!!」


昨日、キューピー3分間クッキング開始時刻に目覚めて、


身体を起こした瞬間、思わず声に出してそう叫んでしまいました。


しかも、その声はニューハーフライクなハスキーヴォイス。


アンドロメダに行かずしてマシーンの肉体を手に入れたかのような、


重いカラダになってしまった砂肝ちゃん。


(しかしカラダはガッチガチでしたが、股間はふにゃふにゃ。無念)


この症状は間違いなく典型的な風邪のリーチ目でござるな。



さらに。


ロボコップのような動きで洗面所の鏡の前に立ってさらに驚愕。


髪型が稲中の井沢みたいな強引なウェーブを描いていたのである。



そんな僕の心の中で。


「このまま出勤したら、結構オイシイと思うよ」


と、天使のような悪魔の笑顔でデビルがけしかけてきました。


かたや一方、


「そんなことしたら、明日新しい履歴書を書くハメになるよw」


と皮肉屋のエンジェルも囁いています。


悪魔と天使の戦いは大接戦の末、かろうじて天使に軍配が上がり、


ワックスでいたってフツーに整髪しときました。



で。


カラダはダルダルですが、食欲はあったので、


冷蔵庫をご開帳してみると・・・・・


賞味期限5DAYSオーバーの納豆を発見。


開封してみたら、明らかに納豆とは違うタイプの異臭がしたものの、


「多分、気のせい」


という間違ったプラス思考で、食べる事にしました。



混ぜる。


ご飯にのせる。


卵を割って、さらに混ぜる。


中指で。


淫らな糸の絡みつく粘膜を弄ぶ。


ネチョネチョと淫靡な音をたてる秘部。


じゃなかった、ご飯。


あと中指じゃなくって箸だ。



食べる。


んまい。


熱い茶も啜る。


日本は平和だ。



数時間後、職場にて。


アルマゲドン級の腹痛に見舞われる。


原因は全く持って不明。


満席のホールを尻目にタクシーで帰宅してしまおうか、とも思いましたが、


なんとか気力と体力と時の運で乗り切り、


無事仕事を終えて帰宅した現在はカラダも声も腹痛さえも回復。


ご飯さえキッチリ食べれりゃ、何とかなるもんです。



本日の教訓。


「納豆はイカの塩辛と混ぜて食べると美味い」