「このキモヲタ風味のおじさんは、何で働かないのだろう・・・」


新人微乳アルバイトちゃんの、


そう言いたげな懐疑と侮蔑の眼差しに耐え切れず、一昨日。


鉛のように重い腰を上げ、久々にスロットルコーナーを徘徊しておりました。



右手に鍵束


左手で金玉をいじくる、という、華麗なるヒットマンスタイルで、


くさったしたいのようにボーッとホールの隅っこでつっ立っている僕。



そんな僕に。


なにやら生温く、それでいて精気の尽き果てたような視線を送る、


経済力を奪われた内館牧子のような女性



彼女が遊技されていたアイムジャグラーのデータランプは、


このような数値を表示しておりました。



「BIG 0  REG 0  1993G」



ナインティーンナインスリー。


君に夢中。


普通の台だと思っていたけど。



ご婦人の眼は、こう無言で訴えかけていました。



「まさか、沿革(あえて誤字)?」



まぁ、そんな眼で見られたところで、


僕に出来る事といえば金玉をいじくるのをヤメるくらいなので、


そそくさとそのシマから脱出したのですが、その隣でご遊技されていた、


栽培マンにソックリのおばあちゃんが、


ヤムチャを捕らえるかのような的確さで僕のわき腹をホールド。


そして、こう言うのですよ。


「あの台、昨日もハマってたわよ!!」と。


それこそ、だから僕にどうしろというのですか。



一瞬、考えた結果、


「当たらなければ、どうにもならないものですからね・・・・・」


と、シャア・アズナブルの名言を一部改変して栽培マンに返答したものの、


「やっぱり、この男には何を言ってもムダよね・・・」みたいな表情で、


自分の席に戻られて、第三停止ボタンをねじくり倒しておられました。




結局、その台を遊技されていた牧子は、2000ゲームちょっとで離席。


即座に座った生野菜を食べなそうな若者は、さらにハマり続け、


結局2200回転ちょっとでバケを引いて飲まれジエンド。




いやー。


パチンコでも、2000回転程度のハマリはぼちぼち見かけますが、


ジャグの2000超えはちょっと引くよね・・・・。


いや、金玉をいじくる僕を見る微乳バイトちゃんも引いてましたけど・・・。



ちなみに、僕のスロットでの自己最高ハマリは、


サンダーV(ちなみにノーマルw)での、1912ゲームハマリです。


死ぬほどハマると、「勝ちたい」ってより「とにかく当てたい」って、


意地になっちゃいますよねー。


あの日見た、右上がり赤7テンパイのリーチ目は、


今でも、脳裏に焼きついております。