さて一昨日の記事の続きです。
「僕はいったい、誰がおニャン子クラブの中で一番好きだったのだろう?」
というような事を、営業会議中にふと考えてしまいまして。
結論としては、高井麻巳子さんで1確!
高井さんといえば。
デビュー曲「シンデレラたちへの伝言」での販促ポスターに、
「高井さんです」というポスターと、
「まみちゃんだよ」というポスターの2種類があったのですが、
僕にとっても、
「高井さん」という憧れのお姉さん的な存在であると同時に、
「まみちゃん」という可愛らしい女の子の一面も感じられる、
パーフェクト超人のような方でした。
ご存知の通り、彼女はおニャン子クラブ卒業後1年数ヶ月後、
個人のファンクラブ結成から僅か数ヶ月後に、
秋元康氏とご結婚されまして、
ファンを絶望のどん底に叩きつけてくれました。
僕も、ドラクエⅡを10時間近くプレイした翌日に続きをやろうとしたら、
「ふっかつのじゅもんがちがいます」と表示されたのと同じくらい、
精神的ダメージを被りました。
その当時の秋元氏に対するファンの怒りは相当なもので、
「どうせスグ離婚するだろ」という穿った見方をする人も多くいました。
秋元氏が結婚した年に発表した著書「さらばメルセデス」は、
高井さんのファンによってベンツを破壊された所からついたタイトルだ、
と、とんねるずの貴さんがギャグにしてましたw
が、今では1児の母親として、
またイラストレーターとしても頑張っておられるようで、
嬉しい限りでございます。
そして僕が、今でもipodでたまに聞いてるアルバムがこちら。
- 「高井麻巳子」SINGLESコンプリート/高井麻巳子
- ¥1,689
- Amazon.co.jp
全シングルのA面・B面の計16曲を収録。
歌詞カードは彼女の自筆によるものです。
(これはファーストアルバム「いとぐち」も同様)
可愛らしい丸文字です。
ハッキリ言って萌えます。
では、最後に収録されている全シングル(A面のみ)を、
個人的な感想を述べておきましょう。
1、シンデレラたちへの伝言
記念すべきデビュー曲。
で・・・僕は物凄い勘違いをしていたのですが、
この曲はずーっと秋元康氏だと思っていました。
それはさておき、まさに「夢見たままで大人になった」
彼女のイメージにピッタリの曲ですね。
2、メロディ
せつない旋律が印象的なセカンドシングル。
実に乙女チックな歌詞に胸キュン(←ド死語)。
3、約束
その日の「夕やけニャンニャン」のエンディング。
僕はこの曲を歌う彼女をボーっと見ながら、
逸見政孝と幸田シャーミンの「スーパータイム」を観る、
いつもの流れに備えていたのですが、
この日、彼女は歌の後半でいきなり声が震えだし、
ついに泣き出してしまったのです。
この曲は失恋の歌。
彼女は自身の体験を思い出してしまったのでしょうか?
「私にとって愛は 生きることだから・・・」の歌詞が、
深く刺さる曲です。
4、かげろう
個人的に全シングルの中で一番好き。
歌詞が秀逸。
5、情熱れいんぼぅ
元気になれる曲ですねー。
振り付けが可愛らしくて好きでしたw
6、うそつき
何故かあまり印象に残っていなかったのは、
この曲に漂う大人っぽさに、感情移入できなかったためでしょう。
今聞くと、なかなかいい曲だわ。
7、テンダー・レイン
天気雨が降ると、この曲を思い出します。
我ながら、キモいオサーンになってしまったなぁ。
と、取り返しのつかない気分にさせてくれる名曲。
8、木漏れ日のシーズン
楽曲云々の前に、彼女のラスト・シングルであるという事実を
踏まえて聞いてしまうので、何とも切なくなってしまいます。
だってこの曲のシングルが発売された翌月に結婚→引退ですよっ!
歌詞は「笑ってよ 私からサヨナラを告げたクセに 今頃振り向いているの」
・・・って、笑えないよっ!!!
出家すんぞっ!しまいにゃあっ!!
熱狂さめやらぬ河田町フジテレビよりお届けいたしましたwww