- 前回は「ブルーハーツ」について書きました、テーマ「音楽」。
こちらも今なお、数多くの楽曲が至る所で耳にする、
伝説とまで言われる男。
今回は「尾崎 豊」について書きます。
砂肝少年14歳。
そもそも尾崎を聞くきっかけは、
俺が「ブルーハーツ」が好きだ、という話をしたクラスの女子に、
「だったら尾崎も聞いてみなよ」と言われたのがきっかけでした。
「だったら貸してくれりゃぁいいのに」と思いつつも、
女子に借りをつくるのは嫌だった(クールな子でした、当時は)俺は、
とりあえずレンタルCD屋(あの頃はレコードか・・・)へ足を運びました。
んで、借りたのがこの1枚↓。
- ¥2,480
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セカンドアルバムの「回帰線」。
何度見てもカッコいいジャケットだなあ。
尾崎ファンでこのアルバムを聞いた事のない人はいないであろう1枚。
最初に聞いた時は正直「売れてる歌手」という先入観もあったせいか、
いまひとつピンとこなかったんだよね。
だけど何度も聞いているうちにだんだんと、
歌詞が心の中に響いてきて、大きくなっていったんスよ。
孤独を埋めるために、誰かのそばにいる。
退屈をごまかすために、バイクで走る。
悲しさを紛らわせるために、たいして飲めもしない酒を飲む。
歌われている情景は、俺にはまだよくわからない世界だけど、
誰もが持っている心の弱さを、優しく歌ってくれる。
自分がうまく言葉に出来ないもどかしさを、激しく表現してくれる。
そんな尾崎に、共感したのだと思う。
そんな訳で日々「自由になりたくないか~い!!」と脳内で叫ぶ、
痛い感じの中学生になってしまった俺は、
学校の授業=つまらない大人になるための時間、という、
ダメなほうの解釈をしてしまい、真面目に聞かなくなってしまう。
その結果、成績が面白いように下がってしまうのである・・・。
大人になってからも「僕も尾崎大好きでしたよ~!!」という人と、
大勢出会ってきました。
そんな人に「どの曲が好きだったか」と聞くのが結構、面白かったりします。
俺は「Forget-me-not 」「ロザーナ」「遠い空」が特に好き。
「あぁ、こういう系統が好きなのね」ってわかってもらえると思います(笑)。
だけどこれらの曲は1曲も入ってないんだけど、アルバムとしては、
これが一番好きなのです。
青春の一枚、ですね。(←何この締め方・・・)