- ライブハウス秘宝館へようこそ!!!
・・・ここは杉並だぜ!?
新垣結衣チャンにクリソツ(←死語)のピチピチギャル(←これも死語)が、
隣に引っ越してきて、肉体関係を締結してくれないかな、
と真剣に考えている、今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、いまだにCMでも多くの曲が使われて、若い人にも結構ファンの多い、
「ザ・ブルーハーツ」について書きます。
1987年10月。
俺は中学2年生。
この年、帰宅部部長という役職に就任(笑)、毎日授業が終わったら、
即刻帰宅→オナニーorTV鑑賞という、今と変わらない生活を送っていました。
が、その2ヶ月前に、「夕やけニャンニャン」が終了。
おニャン子クラブのいない秋の風は、少年の心に空しさを募らせたのだ。
ところがである。
その月に「夕ニャン」の後番組として始まった「桃色学園都市宣言!」で、
俺はかつて無い衝撃を受ける。
ステージ上で目を見開き、口から舌を何度も出し、手足をバタつかせながら、
何度も何度も飛び跳ねつつ、「キスして欲しい」と連呼する痩せた坊主頭の男。
そう、甲本ヒロトだ。
記憶は定かではないが、火曜日のOPテーマ曲だったと思う、
この、ザ・ブルーハーツの「キスして欲しい」。
最初にこの映像と音楽に触れた時は、ものすごい衝撃と共に、
何ともいえない嫌悪感があった。
何せ、中2といえば、何かっつーとすぐ勃起してしまう多感な時期。
その癖、妙に斜に構えてクールぶってしまう時期。
感情をストレートに、しかも薄汚れた格好で歌うブルーハーツは、
「格好悪いモノ」に見えてしまったのだ。
ところが。
何度も耳にするうちに、その単調なコード進行とシンプルな歌詞。
それが麻薬のように体に染み渡り、数ヶ月後、気付けばアルバムを借りていた。
それがブルーハーツのセカンドアルバムである、
「YOUNG AND PRETTY」だ。
バンドスコア ブルーハーツ ヤングアンドプリティ (BAND SCORE)
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ジャケットは↑の通り。
知らない人のために説明すると、右上の人が、ボーカルの甲本ヒロト。
上段の2人が現在の「ザ・クロマニヨンズ」の人ね。
このアルバムには、痺れた。
今なお収録曲全て、歌詞を見ないで歌えるくらいに、
聞いて、聞いて、聞きまくった。
2曲、マーシー(写真左上の人ね)の曲が入っていて、
それも最初は違和感があったんだけど、聞いているうちに
ものすごく格好よく感じるようになったのだ。
そして誰もが知っている「リンダ リンダ」。
この曲はこのアルバムではなく、ファーストアルバムに入っているんだけど、
それも当然のように聞きまくった。
「ドブネズミみたいに 美しくなりたい 写真には写らない 美しさがあるから」
ここで、俺の胸の中にあった、靄のようなものがようやく晴れた。
格好いいって事は、目に見えるものでは無く、感じるものなのだ、と。
そしてブルーハーツの曲だけでなく、存在そのものを格好いい、と思った俺は、
彼らの魅力にドップリとハマってしまう。
そして翌1988年。
TBS系ドラマ「はいすくーる落書」放送。
主題歌として使われたのが、ザ・ブルーハーツ「TRAIN-TRAIN」。
これにより当時のブルーハーツ人気は爆発する。
今なお数多くのファンの心の中で、ブルーハーツは
でっかい声で「ガンバレ!」って言っているのだろう。
もちろん俺も、おんなじだ。