妖怪都市「大江戸」は、今日も一日天下泰平だ。
  人狼の同心・百雷の捕物帳や、魔人・桜丸に憧れる少女の恋物語、渡来人の化け猫作家・ポー来日の経緯など、住人たちの逸話もどこか微笑ましい。
 ただ一人の人間・雀が、愉快な仲間たちに囲まれて成長を遂げるファンタジー。
 シリーズ完結となる六つの傑作短編集!
著  香月日輪
 “人間が泡と化し虚空に消失!?”
 〈新宿〉で致死率が100%近い奇病が発生、生還した例では体内に奇怪な鎧が形成されていた。
 〈魔界医師〉メフィストの師で、街を来訪中の魔道士ファウストの関与が疑われる疫禍は、やがて人類誕生時まで遡る宿痾であることが判明する。
 世界に終止符を打ちかねない感染拡大(パンデミック)を恐れる諸外国が注視する中、メフィストはアフリカ・ケマダ共和国の美しき女外相ミランダとともに、災厄の打開を求めて〈亀裂〉の底へ向かうが……。
 叡知と美貌の白き医師は、師を越え、地球最古の病を封じられるのか?
著  菊地秀行
 〈新宿区〉の倉庫から、ゴルゴタの丘でイエスを刺した“ロンギヌスの槍”が強奪された。
  槍の持つ、世界を統べる力を封じられるのは、神を突いたもう一本“無名兵士の槍”のみ。
  奪還を目指す〈区〉。
  一方、美貌の人探し屋・秋せつらは、槍を追うバチカンの使者・牧ラジアの依頼で、まず「盾」となる、イエスが纏った“聖衣”の捜索を開始。
 だが、その前にロンギヌスの子孫・フロン一族が現れ、〈区〉も交えた争奪戦が勃発した!
  “聖衣”はどこに?
  二本の槍は誰の手に?
 神を殺した魔槍は〈魔界都市〉さえ滅ぼすのか?
 書き下ろし最新刊!
著  菊地秀行