2人紡いだこの日々よ。

ふと見れば、それは交わり螺旋となった赤い糸。

この先何があろうとも、この糸がほどけることはないでしょう。

固く編まれた2人の絆よ、どうか永久を紡いでいて
いつもの散歩道、いつも隣に居た君が今はもう隣には居ない。

どこで2人の道が離れたのかな?

もう、交わらない2人の道。
独りで歩く散歩道
誰かが残した昨日の記憶。

誰かが迎えたかった、今日の記憶。

僕らはきっと、その誰かの記憶の分も僕らは生きている。

彼らが生きた記憶と共に。
彼らが生きたかった記憶と共に。