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sunada3216の書きものブログ

自作の歌詞、小説、詩などを書いて行きます

 体調を崩しました。
 通勤電車で胸が苦しく息がしづらい。胸の辺りが締め付けられるような感覚。
 ニトロペン舌下錠を舌の下に置いて少し楽になりました。

 前日から仕事のトラブル対応をやっていたので、それは昨日休んでいた人に引き継ぎたいと思いそのまま出社。
 上司が出社してきて事情を話し、同僚への引き継ぎをして、かかりつけの病院へ電話して症状を話しているうちに、喉がイガイガするのに気付きました。
 感染症の検査をしないと診察を受けられないので、発熱外来を予約。

 早退させてもらって、所沢へ戻ると予約時間でした。
 インフルエンザとコロナは陰性。
 心電図、レントゲン異常なし。
 医者の診断では「喘息がひどくなってる。今朝吸入した?それでもこうなら、朝だけじゃなく、当分は昼と夜も吸入してください」と、その日は点滴を受けて、三日分の抗生物質を処方してもらいました。これで一週間効果があるそうです。
 なぜこうなったか?
「たぶん今ひどいブタクサのアレルギーが流行ってるから」
 鼻水なんか気にしてなかったけど、それで死ぬかもしれないのか?
 抗アレルギー剤も一週間飲みます。

 睡眠をたっぷり取って昨日の土曜日を迎えました。
 一日雨かもしれない予報。
 オートバイを出して運動した方が良さそうと思ったけど、屋内施設を目指して出かけた方がよさそうだ。
 それも気持ちが騒がない、体がリラックスするような行動を……映画館へ行ってみよう。

 ユナイテッドシネマがシニア料金で観られると知ったし、売店の割引券もまだ残ってます。
 ユナイテッドシネマ入間へ行こう。

 時間的に観たい映画を二本ハシゴすると、夕方まで楽しめそうだと思いました。
 ちなみに鬼滅の刃の4DX上映は完売でした。まだまだ人気なんだな。

 一本目は「国宝」。
 情報番組で大ヒット上映中と知っていたので興味がありました。
 吉沢亮さんと横浜流星さんが主演だと聞いた覚えがあったけど、見始めたら渡辺謙さんが出てきて、何やら顔を白く塗った少年が出てきて、歌舞伎の演目を宴会場で「素人の道楽」だと披露するんですが、その見事さに渡辺謙こと歌舞伎役者の花井半ニ郎が惚れ込み、実は地元任侠の新年会の場だったので殴り込みで少年の父である組長が殺され、それを目の当たりにした少年立花喜久雄が若い組員と仕返しに行き…
 身寄りの無い喜久雄は半二郎の部屋子として歌舞伎の世界に入る。

 そのドラマ性に圧倒された後、歌舞伎の世界の描写に唸らせられ、同い年の半二郎の息子大垣俊介(横浜流星)と女形としての才を認められ舞台に上がる。
 ここまでを吉沢亮さんと横浜流星さんじゃなくて、子役の少年たちが演じてるんですよね。その演技にも見入ってしまい、喜久雄のブカブカの服で大阪へ移る華奢に見える姿にも胸締め付けられ、気がつくと涙を流していました。

 喜久雄も俊介もすっかり舞台の魅力に取り憑かれ、やがて大人の歌舞伎役者になって、ようやく吉沢亮さんと横浜流星さんが出てくる。
 俊介は花井半弥と名前をもらっていて二代目半二郎になる予定だから、喜久雄は花井東一郎という名前をもらう。

 この二人の本物の歌舞伎座?というのかな、劇場で踊る姿がそれは見事で、歌舞伎独特の声の出し方もこういうものなのか?と脳が知識を吸収して理解しようと集中状態。
 ひいきにしている金持ちに、もっと大きな劇場での公演への二人道成寺だったかな?抜擢を提案され、「無理や」と動揺する渡辺謙さんが人間味溢れていましたが、主役の二人は喜んで稽古に励んで見事に都座?公演で喝采を浴びる。

 胸が躍るような展開ですが、物語は急変。
 渡辺謙さんが交通事故にあい、舞台に穴を空けるわけにはと、息子の半弥が大役を務める空気になるんですが、なんと半二郎さんは「代役は喜久雄に決めた」と。
 奥さんの寺島しのぶさんは喜久雄を厄介者として扱っていたので、これには反対するんですが、この演技も見事でした。

 しかし喜久雄は大変なプレッシャーで震えが止まりません。
「俺お前の、歌舞伎役者の血が欲しい」
 歌舞伎は世襲制だから、よそ者はいずれ悲劇に見舞われると言われ続けた喜久雄が弱音を吐く。
 それを俊介が「大丈夫や。芸があるやないか」と励ますところは爽やか。

 その後一人舞台を務める吉沢亮さんの演舞に涙が止まりません。
 しかしそれを観て俊介は「負け」を感じ、花井の一座を逃げ出す。それを喜久雄を長崎から追いかけてきた恋人春江(高畑充希)が追っていく。
 春江は喜久雄の才能を見て、厳しい稽古に励むのを見て、たくさんの人に期待されて硬い表情をしているのを見て、自分には手の届かない人だと思い、結婚の申し出を断って「喜久ちゃんの一番のひいきになるようにお金稼ぐ」と言っていたのですが、その寂しさも手伝っての心変わりだったのでしょう。
 歌舞伎界の女性の扱いは噂に聞いていたけど、衝撃を受けて涙が出ます。

 俊介が疾走したまま渡辺謙さんが糖尿病で舞台に立てなくなり、でも「俺は花井白虎を襲名したい。東一郎は花井半二郎になれ」と世襲を言い渡す。
 また寺島しのぶさんは「俊介の最後の心のよりどころを取り上げないで」と言うのですが、まったく聞いてもらえません。
 しかし半二郎を襲名した舞台で、白虎になったばかりの渡辺謙さんの容態が急変してしまい亡くなってしまいます。

 悪いことは続くのか、喜久雄が背中に彫り物していて任侠の息子であることを報じられ、役をもらえなくなります。
 喜久雄はそこで歌舞伎役者の中村鴈治郎さん演じる、有力者の吾妻千五郎の娘と深い仲になって役をもらえそうだったんですが、これが吾妻千五郎の逆鱗に触れて一座にいられなくなります。

 森七菜さん演じる朝子が健気に「家を出て行く」と喜久雄と一緒にドサ回りの旅をするんですが、その泥臭さも胸に来て朝子が「もうやめよう」と迫り、どこか遠くを見ている喜久雄に「どこ見てるの」と愛想を尽かして離れて行ってしまう。
 その挫折の無残さも涙を誘います。

 そこまででも長時間の上映がされていて、トイレに立つ人も多かったです。
 どうすんだこれ?と思ったら、そこからタイトルの「国宝」の話しに向かって行くんですね。
 女の扱いがひどいというのも感じる作品ですが、もう一人ほんとにひどい扱いを受ける女性がいて、喜久雄は自分のやったことと向き合うことになる場面があります。
 打ちのめされた気持ちになって涙するわけですが、見ていくうちにさらに泣くことになりました。

 というわけで、三時間を超える作品ですが、トイレを我慢して最後まで見ましょう(笑)

 さてクタクタだと思ったら、もうブラック・ショーマンの上映時刻が迫り、エネルギー補給したいとフライドポテトとドリンクのセットを購入して入場。

 でも体調がお腹にも来ていて、食べたポテトがお腹の中でずっとグーグー鳴ってました。周りの人にはノイズが絶えずに申し訳ない( ̄。 ̄;)

 しかしトイレも我慢して、最後まで東野圭吾原作のちょっと悪い福山雅治さんを堪能しました。
 イッツショータイムというセリフがありますが、これは本当にエンターテイメント性を前面に出していて、美しい風景とか、謎解きの展開とかもあるわけですが、肩の力を抜いて楽しめる作品じゃないかと思います。

 二本ともけっこう人が入っていて、映画館が盛況なのを見たのは、鬼滅の刃を除けば久しぶりです。
 咳が出ることも無く時間を過ごせたのも、体調に良かったと思います。
 楽しい映画館の一時でした。