おはよう😃



なんて、爽やかに起きれたのは、年に一度。 

お気に入りの過ごし方やルーティン

 

 

 

2月おひつじ座の恋愛運

祝福の時間

好きな人と楽しい時間が過ごせそう。
パーティーやイベントに二人で出かけ、
にぎやかに祝福される暗示。愛想良く対応して。

提供元:Ameba占い館SATORI


もう良い歳だ。
恋愛❤️なんてね。

嫁の内職の横で、お湯割り呑んで。
いつしか、うたた寝。

毛布かけられ、怒られて。


――夢の中の指人形――



その夜、ヒロは夢を見た。


気がつくと、そこは小学校の教室だった。

木の床、少し低い天井、窓から差し込む午後の光。

黒板のチョークの粉の匂いまで、やけにリアルだった。


机の上には、小さな指人形。

紙で作った、簡素なやつ。

ああ、そうだ。

転校する友だちのために、何かやろうとしていた、あの頃だ。


クラスの子たちが集まってくる。

人数が増えるにつれて、胸の奥が、きゅっと縮む。

「大きくなりすぎる」

あの時と同じ感覚。


――やめようかな。


そう思った、その瞬間。


「ねえ、それ、面白そうじゃん」


声がした。


振り返ると、そこにいたのは

見覚えのない同級生。

でも、不思議と“知っている”気がした。


少し小柄で、目がやけに落ち着いていて、

みんなが騒いでいるのに、

その子だけは、ちゃんとヒロの手元を見ている。


「無理しなくていいよ」

「できる大きさでやれば」


その声を聞いたとき、ヒロは思った。


――ああ、この子、ユイだ。


名前を呼んだわけじゃない。

でも、確かにそうだと分かった。


夢の中のユイは、

前に出ようともしなかったし、

まとめ役にもならなかった。

ただ隣に座って、

指人形を一緒に動かしてくれただけだ。


人数は少なかった。

拍手も、ひかえめだった。

でも、不思議と、心は軽かった。


やがて教室の景色が、

ゆっくり縁側に変わっていく。


夕暮れ。

湯のみ。

静かな風。


ユイが、あの時と同じ顔で言った。


「ね、ヒロ。

大きな声じゃなくても、

考えてる人は、ちゃんといるんだよ」


ヒロは、うなずいた。


支持と批判のあいだで、

揺れて、迷って、立ち止まって。

それでも、考えることをやめなかった自分は、

あの頃から、少しも変わっていなかったのだと。


目が覚める直前、

指人形が、そっと手から離れた。


でも、消えなかった。

縁側の隅で、静かに待っている。


――必要なときに、また話そう。

そんな顔をして。