出生前診断
安楽死
この問題が出てくると、
日本人の考えには合わない。
議論が必要…
とかっていう結論で終わります。
これ、言ってる人はどんな人?
日本でさ、認めるわけにはいかない人たちがいます。
例えば…
2016年6月、カナダで自殺幇助が制定された。同国保健省によると、2017年6月30日までの1年間で、1982人が安楽死をおこなったという。議会予算局担当者は2020年2月、自殺幇助が認められてから、医療費が8690万カナダドル(約71億円)削減されたという報告書を公表した。
同じ理由で、NIPTも日本ではなかなか推進されないでしょう。障碍者が減れば医療費が削減されて困る人たちがいます。
国によっては、障碍者のための福祉費用とNIPTの費用を比べて、NIPTを実施した方が財政的に良いと判断されました。
そういった国では、公費で全妊婦に対してNIPTを行なっているところもあります。
でも、日本では病気の人が定期的に病院に行って薬をもらうことで、医療が成り立っていますので、障害者が増えた方が民間の病院の経営は成り立ちます。
医療費の削減は、立場によって良い人と悪い人がいるわけです。
そして、医師会の意見が強くて、大きな産業がなく、福祉や医療が一大産業になってしまっている日本では、NIPTや安楽死は進まないと思っています。
よく、家族が反対してるとか、個人の責任を問う人がいる。でも、違います。
患者が減っては困る団体やがあります。
医療や福祉は日本の一大産業なんです。
私は、
障碍を持った家族が、死にたいと言った時、
死なせてあげたかった。
苦しみながら、生かされる人がいます。
子供の頃から、
自分が同じ道を歩むと考えたら、安楽死したいと思っていました。
介護経験者で話すると、共感しあえる話題です。
ぴんぴんころり…
寿命を全うするのが自然なこと…
障害があっても産むのが自然なこと…
いやいや、昔なら自然に亡くなれたことが、
今は、そう簡単に死なないかもしれないんです。
なぜなら、命がコントロールされてるから。
家族と障害者の立場からすれば、
病気がみつかれば、家族が病人につきそって、
色々な科をめぐり、結局、いつも同じ薬をもらう。
でも、いくら薬を飲んでも治らないとさ、死にたくなるの。
絶望して死にたくなれば、
『死にたいのは鬱だからだ。』
家族は精神科に連れて行けって…
そして、専門家からもっと、献身的な介護を促される。それは、洗脳に近いかもしれない。
そしてね、
日本の憲法で、
障碍を持った家族がいる場合、その責任は家族がとらなくちゃいけない。
でも、違う。
どの国に住んでいようと関係ない。
人種も関係ない。宗教も関係ない。
死にたいと思うことは、本能です。
また、苦しむ障害者を前に
家族が楽な方法で死なせてあげたいと考えるのも、自然なことです。
それなのに、議論は専門家の間だけで行われます。
家族や障害者は
議論の壇上に立つこともできないのに、責任は取らなくちゃいけない。
もし、障碍のある家族を見捨てたり、殺してしまったら、刑罰です。
家族が罰でしばられたら、何が起きるでしょう。
家族の崩壊です。
医療や福祉の現場で働いている方ならば、独居の老人が多いことがわかると思います。
誰も、幸せにならない。
医療は、理想じゃなくて、ビジネスのための仕組みです。
医療費削減されたら、病院経営は困るんです。
日本では、病院がたくさんあるけど、
コロナ患者は診られません。
薬を出すだけの病院ばかりだからです。
入院施設だって、生命維持のための点滴、胃ろう、人工呼吸器の管理ができるくらいの病院が多すぎます。
全部、ルーティンでできるくらいの医療です。
ドラマみたいにオペしたり、救命救急してるわけじゃない。
施設の医者なんか、認知症を患っていてもなれます。免許が大事なんです。
医療スタッフが国の基準を満たしていれば、点数がとれます。
コロナの幽霊病床が問題になっていましたが、
基準をクリアして報酬が入れば、コロナ患者は受け入れなくてもいいという病院だってあります。
患者のために医者がいるわけではありません。
病院や施設がうまく経営できるように医者がいて、医療の基準が決められているんです。
だから!
NIPTも安楽死も日本は進まない!