雑誌の休刊が相次ぐなか、出版というものの意味を問い直す。紙媒体だけが出版ではなく、WEBサイトも立派な出版なのだと「ワイアード」「サイゾー」「ギズモード・ジャパン」を創刊させたITメディア界の中心人物コバヘンの主張をまとめた内容。
新たな出版のビジネスモデルとして、成功しているWEBサイトのノウハウを丁寧に紹介しているのはとても勉強になった。これからは個人が情報発信をする「誰でもメディア」の時代だという立脚点も、こうしてブログをしている僕にとっても勉強になる。サイト開発・運営に関わる人にとっての基本書となるだろう。
また、これからはトップダウン型のコンテンツばかりでなく、ボトムアップ型のコンテンツがユーザーとの間に長い関係性を築く時代でもあります。(中略)
つまり、パッケージとして完成されている必要はなく、常に生成される「情報のフロー」の鮮度とバリエーションが重要になってきます。P68
まあ、半年前に発売されあちこちで話題になった本を、いまさら紹介している時点で「情報のフロー」の鮮度は落ちているけれど。
