2009年上半期、僕の好きな小説ベスト10 | 砂場

砂場

本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

2009年上半期ベスト10。集中して読書していたので、半年で考えると過去最強にレベルが高い。小説の完成度や誰が読んでも楽しめるという規準は丸めて捨てて、個人的な思い入れだけで選択。


■1位
木でできた海 (創元推理文庫)
ジョナサン・キャロル
東京創元社
発売日:2009-04-20

ジョナサン・キャロルの描く世界にいつも魅了されるけど、今回は特に良い。


■2位
茗荷谷の猫
木内昇
平凡社
発売日:2008-09-06

なぜこの本が前回の本屋大賞ではなかったのかと悔やまれる。


■3位
出星前夜
飯嶋和一
小学館
発売日:2008-08-01

歴史書のような重厚な作品に圧倒される。


■4位
イエメンで鮭釣りを (エクス・リブリス)
ポール・トーディ
白水社
発売日:2009-04

大切なものとは、信じるということは、何なのか。


■5位
八番筋カウンシル
津村記久子
朝日新聞出版
発売日:2009-02-20


しっかりと地に足のついた物語に好印象。


■6位
極北で (新潮クレスト・ブックス)
ジョージーナ・ハーディング
新潮社
発売日:2009-02

北極でひとり越冬した男。自分を信じないという強さ。


■7位
ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)
ベンジャミン・ブラック
ランダムハウス講談社
発売日:2009-04-10

謎が明らかになるごとに、壊れていく登場人物たち。


■8位
TAP (奇想コレクション)
グレッグ・イーガン
河出書房新社
発売日:2008-12-02

自分という存在を揺るがす近未来SF短編集。


■9位
ミサキラヂオ (想像力の文学)
瀬川深
早川書房
発売日:2009-03

ラジオ局に関わる人を描いた群像劇。多彩な登場人物たちが魅力的。


■10位
絶望ノート
歌野晶午
幻冬舎
発売日:2009-05

デスノート+絶望の世界。神とは・・・。