最近よく耳にするのが、「アウトプットで知識が定着する」ということです。

先日読んだ本もアウトプットに関するものでしたが、その後、まったく関連のないpodcastでも同じことを言っていましたビックリマーク

わたしも本を読む(インプット)だけでなく、そのあとに、自分なりにまとめとするアウトプットすることを前提に本を読むようになっています。

「この考え方、わたしにはなかったな。新たな発見だ!!」「これ、覚えておくと別なことにも役立ちそう」「この内容、前に読んだ本でも出てきた。軸になる理論なのかもな」など…、読後も参考にしたいことに注目するようになりました。

自分なりの読書の楽しみ方です。

 

つい先日読み終わった本が、標題のものです。

齋藤孝先生の自己啓発のための本です。

とにかく表現がとてもわかりやすく、内容がすんなり頭に入ってきます。

齋藤先生のいくつかの本をチラッと読んでみると、どれも共通して「偉人が経験したことやその人の考え方」が紹介されています。もちろん読書にまつわる話です。

 

ところで『他人に振り回されない自信の作り方』は、自分の言動が「他人軸ではないか…うーん」と感じることがあり、「自分軸に変えたい」と思ったことから読んでみようと思いました。

「自信って、作るものなの!?」これが、表紙を見たときの感想でした。

 

この本を読んでわたしにとって「発見」となったのは、自信は訓練によって身についてくる技術であるということでした。

「どうせわたしは…」「わたしなんて…」と考えがちな性格・気質とは別物という考え方です。

ネガティブな性格はさておき、磨きをかければあとからついてくるのが自信という確固たるものです。

この考え方に、妙に納得しました。

何気なく「自信を持たなきゃ」と感じることがたびたびありますが、「自信って、あとからつくものなんだな」。こんなことを、読書から学びました。

「読書によって、人は自己肯定感を高め、人生を好転させる」、これは以前読んだ『自己肯定感を上げるOUTPUT読書術』で書かれていた言葉です。

「自信を持ちたいからポジティブに考えなきゃ」と焦っていた自分が、とてもシンプルに「今できることを続けよう」と考え直すことができました。

また、「自分が悩んでいることに関する本を読むと、必ず解決の糸口が見つかる」という内容のことが書かれていたことも思い出しました。たしか「読書は万能薬」という表現で、これもそのとおり!!と感じたことでした。

読書によって考え方に柔軟性が出てくるというのが、今のわたしの「読書」に対する感想です。

 

今はまた、次の本を読んでいます。自分のなかで整理できたら、アウトプットも楽しみたいと思います。