こんにちは、すなくじら🐳です。
ご訪問いただきましてありがとうございます😊
今日は私の仕事のこと、少しお話しますね

私の仕事は、臨床検査技師です。
臨床検査技師?なにそれ、美味しいの?って方も多いと思います。医療を扱うドラマは多いけど、検査技師に焦点を合わせたドラマはそうそうありません

去年、フラジャイル、ってドラマあったの覚えてますか?
長瀬智也さんが出ていたと思いますが、あれで病理の仕事をしていた人が臨床検査技師なのです。
武井咲さんは医者でしたよね?見てないのでイマイチ知りませんが



病理検査は、検査技師の仕事のうちの一分野です。そして、資格を持っているみんなができるわけではないです。
病理検査だけでなく、検査技師の仕事は幅広くて、それぞれ知識も経験も深く必要なので、病理検査だけやっている人、生理検査(エコー検査とか心電図検査とか)だけやっている人、って場合もあります。
ちなみに、検査技師の仕事の分野はこんなのがあります。
・検体検査
血液や尿、髄液や胸水・腹水などの測定をします。血液検査もここに含まれます
・細菌検査
いろいろな検体から菌を培養、鏡検したり、薬剤の効果を調べたりします
・輸血検査
輸血時に安全な輸血ができるように、血液型を調べたり、輸血をする人の体に入れて問題ない血液なのか調べたりします
・生理検査
エコー検査、心電図検査、脳波検査、トレッドミル検査、肺機能検査など、患者さんに直接向きあって検査します
・病理検査
患者さんから採った組織や検体の中にある細胞を切り出したり、集めたりしてから染色をして、悪性か良性かの判断をしています
担当する分野が違うとよく分からないことも、実はままあります。
もちろん、国家資格取るためには、全て網羅しないとダメですが、仕事で専門が別れてしまうとほとんどしなくなることも多いので。
病院で仕事している、というと、ほぼ、医療事務?って聞かれます。病院の仕事って医療事務しかないんですか。
違う、というと、じゃあ看護師?と。
それも違う、っていうと、何やってるの?と。
臨床検査技師だよ、というと、ああ!レントゲンとるやつね!と。
ガクッ
😞




レントゲン撮る人は、放射線技師、といいます。
臨床検査技師はレントゲン撮れません💧
あまり周知されていなくて、肩身が狭いです
💦

ホントは、病院でひたすらいろんな検査を頑張ってるのに。データをにらめっこして、変な結果が出ると、みんなで頭付き合わせて、あーでもない、こーでもない💦って推理して、先生に伝えて、さらに処置の結果みて、胸をなでおろしたりしてるのに。
そんな私がですね。
去年、卵巣がんという病気になりました。
働いている病院では対応できず、さらに大きな病院にかかりましたけど、実はそこの検査技師さんも知っている人多くて。
こういうときって、なんだか居心地悪いですね

先生が話す内容も、検査結果も、そんな詳しく話してもらわなくても把握できるんですよ。
もっと言えば、先生たちがカーテンの向こう側で話している内容も、だいたい理解できる。
先生が検査結果詳しく話す前に、だいたい結果を把握していた私。
良いのか悪いのか?
職場復帰した今では、自分の病気のこと、職場でネタにしています。
理解してくれやすいのはとてもいいですが、悪いこともそりゃ筒抜けですもの。
私が一つ言えば、あー、それだったらこうなるね、って私がいう前に結論言われます。
良いのか悪いのか?
そんなこんなで毎日生活しています。