今週、世界の科学者140人が熊野に集結した。
「地球の恵みを知り、災いに備える」とのテーマで、市民に
講演会も開催してくれた。
1つは巨大地震の謎を調べるために、海底のプレートを掘削。
2つは海底には生命は存在しないと考えられてきたが、微生物が
存在することが分かってきた。
3つは大昔の地球環境や気候変動を明らかにすることで未来の
環境をよくすることができる。
地球深部探査船「ちきゅう」の話もあったが、一番興味を持って
聞けたのは「温泉」の恵みと泉質の違いであった。
温泉水には温度の違いの他に、様々な物質が含まれていること。
例えば、有馬温泉の湯が茶色いのは鉄分が多いから。
白浜や南紀勝浦の温泉には塩分が多いことなど。
その物質によって、体への効用も違うようだ。
最後に質問コーナーがあったので、思い切って聞いてみた。
問「温泉水を買って飲んでいるが、人体に影響はないか?」
答え「温泉水の成分を分析して販売しているので、嗜好品として
飲む分には問題ないのでは」
「水道水は厳しい管理がされている」
「天然水は食品衛生上、変な物質が入ってないかだけチェック」
温泉の恵みに感謝!!