結いのネットワーク経営 ネットワーク経済 シェアリングエコノミー社会 | 国民が情報発信する側に立つと 日本は変わる!自立と共生 インターネット安曇野 平林登

結いのネットワーク経営 ネットワーク経済 シェアリングエコノミー社会

仕事を紹介したりされたりする関係

 知り合いに仕事を紹介するんだけれども、うまい形で紹介料を取れないものか?とよく聞かれます。ネットではアフリエイトに当たることですが、現実のビジネスシーンでは、止めて置いたほうが良いとお答えしています。知り合いは仕事を紹介されることによって、心の貸借表に借りができ、いつかこの借りを仕事で返そうという気持ちになります。こう言う知り合いをたくさん作ることによって、営業ネットワークを広め、シェアビジネスのポテンシャル(潜在能力)を高めます。紹介手数料をもらってしまうと取引関係になり、本業でない端物に振り回されることになります。本業の仕事を紹介されるように、端物の仕事を利用することをすすめています。

 

 知り合いが、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、営業の手助けをする。シェアする。仕事を紹介したりされたりする関係です。共生の中にあるビジネスです。仲間内では情報や知恵の交換(give and take)を、証文なしで当たり前に行っています。

 

 農村社会では、みんなが労働や時間の貸し借りをしながら田植えや稲刈りなどの農作業をしてきました。心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感が残っています。自立と共生の経済です。この村落共同体の相互扶助の精神を「結(ゆ)い」と言います。私達の暮らしの中にも、お互いに分かち合い、助け合う風習は、日本のいたるところに残っています。まさしく、シェアリングエコノミー社会です。

 

 この農村社会の村落共同体の精神を不動産賃貸業に取り入れた互助組織が大家ネットです。