日本のブロックチェーン 社会共同体 結いの経済が世界を救う!お互いさまの経済
経済は人間の勤勉さと信義の上にある
ブロックチェーン「結い」
社会共同体
結いの経済が世界を救う!
テーマ:ブロックチェーン「結い」
ビットコインといったインターネット経由のブロックチェーンは、デジタル取引のループですが、日本のブロックチェーン「結い」は、人の信義で結ばれたアナログ取引のループです。これは、デジタル管理社会やGAFAに、ブレーキを掛けられる生き方です。弱い者は群れるに如かず。その群れ方が、ブロックチェーン「結い」にあります。
根っこのある暮らしを取り戻したい!
私たちは、大競争社会(メガ・コンペティション)を一人で生きています。不条理を感じながらも、これしかないものと諦め、この中にしかビジネスは無いものと思い込んでいます。このまま競争が、続くとどんどん行き場を失い、自滅してしまうんではないかという不安があります。ところが、何事にも裏表があるように、ビジネスにもあります。社会に根っこを張ったビジネスです。
経済は競争から共生へ、人は自立そして共生へ
人間関係が、ビジネスを生み出す。キーワードは何か?それは、共感とシェアリング、そして、ネットワーク。分かち合う経済です。これは、もともと日本人が行じてきた生き方です。この精神的風土は、農村社会の村落共同体の精神「結い」に起因しています。
ネットワークの象徴的なものに、インターネットがあります。インターネットは、通信回線で世界中のパソコンを一つに結び、世界を変えてしまいました。今度は、世界中の人々が、手を結び、一つになれば、何ができるか、何が起こせるかは、私たちの意志によります。
ネットワーク社会は、自立した人間が、得意分野を持って、足りない分を、ネットワークで補い、一人では決して出来ない事をやり遂げてしまう。なんでもそうですが、最初は、誰もがヨチヨチ歩きで、人の手を借りなければなりません。最初の内は、仲間から手伝って貰いながら、そのプロセスの中で仕事を覚え、やがては、教えられる立場に育ってゆきます。give and give、これを続けて行くと、やがては、give and takeのお互いさまの社会になります。このgive and giveの繰り返しで、富は拡散され、ネットワーク社会は成長してゆきます。これがネットワーク(地域共同体)の生成です。
事業共同体
ひとつの情報は、自分には無意味でも、あの人にとってみれば、「これがすべてだ!」と言うケースがあります。自分ではお金にできない情報を、誰に渡してやるか?この度量とこれをうまくシェアする仕組みがあれば、おかげさま、お互いさまと言える経済システムができます。
周りを競争相手と捉えると、すべての事業費を、自分で負担するしかありません。お互いに共有し合えるモノがないからです。心や情報のシェアリングに、証文のやり取りはありません。時間が経ってみると、心の貸借表が、ピッタと合うものです。恩をお金で報いるのではなく、親切には親切で返す。仕事の借りは仕事で返す。情報は情報で報いる。これが、お互いさまの社会のライフスタイルです。お互いさまのモノやコトの等価交換は、これからの経済システムを大きく変えます。
お互いに知り合った仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、機会あるごとに、ネットワークを広め、帰属するネットワークの情報力を高めることで、みんなが、売ることの不安から解放され、作ることに集中でき、身軽で、等身大の経営ができるようになります。
(C) 平林登 @信州あづみの