子供時代の夏、
母がミシンでサンドレスを縫ってくれた。
2回ほど。
当時は特に嬉しかった記憶はないが、
生地の手触りや夏っぽいウキウキ感は記憶に残っている。
これまた、母手作りのランチョンマット。
幼稚園児の私は、イチゴの刺繍が嬉しくて仕方なかった。
ぶっとい刺繍糸で縫われたゴッツイいちごをしきりに触った。
母に感謝するつもりで、この話をすると、
『そうやった('_')?』
はるか忘却の彼方である。
母は、良い行いも悪い行いもキレイさっぱり忘れる人だ。
自分の過去の暴言などなかった事になってるので、
自分をとても良い人と思っている。
私は恩も恨みも忘れない。
最近、夏は無性に海水に浸かりたくなり、サンドレスを着たくなる。
この夏は海でサンドレス。
実現できるだろうか。
心はすっかり夏の子供だ。
