お社へ着くと、周りには誰もいません。
これ幸い、と、大祓の祝詞を奏上させて頂くことにしました。


丁寧に祝詞をあげさせて頂き、終わったあとふと視線をあげると…自分と甕星様のお社の間、私の目の前に、誰かが立っています。


その方は、白い着物を着ていました。

腰には黒くて太い紐のようなものを帯みたいに巻いています。
向かって左の腰には、剱が差してありました。
(刀ではありません)

がっしりとした体格です。
ずいぶん、かなり古い時代の空気を感じました。 


髪は顎のあたりまで伸ばしていました。
眉毛ははっきり濃い眉です。

時々神社でお会いする神様たちは、全てではないのですが、姿が見えても御顔がはっきりしないことがほとんどです。

目が合うだけです。
見えないのに、目が合うのが分かる…という感じです。

ですが、大甕さんはわりとちゃんと見せてくださる方の神様でした。