久しぶりに登った御許山は、やはり相変わらすの難路でした。





が、揺れるたびにドキドキハラハラはしたものの、運転手さんが素敵な方で、楽しいお話を聞きながら感心したり、揺れにキャーキャーいってる間に、奥宮側の駐車場(登っていくと頂上近くにひらけたところがあり、そこからは徒歩で少し登って行きます)までたどり着けたのは本当にありがたかったです。



タクシーにはそこで待ってていただいて、歩きながら大元神社を目指します。

大元神社は、かつて比売大神が降臨されたところに建てられたのだそうです。


最近の舗装などはされておらず、ただ人が通るための最低限を整えられた道を登っていくと、その聖域は現れます。







悪路故に、観光地化されてないからでしょうか。

そこは、以前と変わらず「聖域」としかいいようのない気配で満ちておりました。





そして美しいのです。

四方八方深い山の中なのですが、そこだけぽっかりと広く、上から光がさんさんと降り注いでいるのです。


道すがら運転手さんが、昔は修行のために上がっていく方もいたとおっしゃっていたのですが、なるほどここの場所で過ごしたらなにか開くかもしれないなあ…と思います。






その空気をしばらく堪能した後、私たち以外には誰もいない拝殿へと足を進めました。


大元神社の拝殿へ入ると、正面は壁などが無く開いていて、本当の奥宮の鳥居が見えるのです。




大元神社のご神体は山そのもので、この上には神様が降り立った巨石があるとのこと。

なんと、かつてはこの鳥居をくぐって上まで行けたのだそうです。山頂には本当に巨石があったと、最初のタクシーの運転手さんが教えてくださいました。


今はそこに立ち入ることは禁じられていて、拝殿から見える鳥居を通してお祈りできるようになっています。(もちろん、ご神気は広く立ち込めているのですが)





私はそこで、海の神様へと同じように、大祓の祝詞、ユタさんの祝詞、そして山の神様へと書いた自分の祝詞をあげさせていただき、深い感謝をささげました。



そして終わったかと思ったのですが

振り向くと、拝殿の正面奥にもうひとつお社があったのです。