龍の卵の、その後のさらにその後の話です。

とあるご縁で、沖縄のユタさんとお話しする機会がありました。

その時に、以前に卵を預かって産んだ龍の子供の話をしました。すると、ユタさんがその子供の龍の現在について教えて下さったのです。

そのユタさんによると、「預かって産まれたその子龍は、だれかにあげて育ててもらった方がいい」と言われるのです。
それというのも、
「貴方にはもう大きな白龍がついていて、その龍とパワーのやりとりをしているから、このままだと小さな龍は育つのが遅いと思う。誰かご縁のある人間にあげて、その人が育てれば早く大きくなれるし、その預かった人間もいろいろ進むスピードが速くなるでしょう」
とのこと。

そんなわけで、ちょっと寂しいですが、小さな龍が立派な龍になるために、別の人に育ててもらおうと決めました。

ご縁のある人ということで、卵をもらった時も、陣痛が起こった時もたまたま一緒にいた桜さんに育ててもらうことを決め、そもそもの始まりの地である龍城神社へ行き、子龍を育ててもらうことを神様に告げて来たのです。

ですのでウエサクの日に産まれたあの子は、今、私のところではなく桜さんのところで大きくなるため頑張っております。わたしは心配性なので何度も聞いてしまうと思いますが、きっと立派に育ててくれると思います。


ところで、ユタさんが最後にとても嬉しいことを言ってくださいました。

なんと、
「ひとにあげて手放すことで、また卵を預かる可能性がある。そしたら、今度もだれかに渡すといい。」
と言われたのです。

たくさん龍が増えるなんてなんて素敵なんだろう!と、その時を楽しみにしています。