1.妻に料理を任せきりの夫とその妻は、互いに「依存」し合っています。
2.食事を作ってくれるようになった夫と妻は、互いに「自立」しています。
この違いを実感するには、妻が「楽になること」を目指すことです。
互いに自立した夫婦関係に持っていくのは、さほど難しいことでもない。
「~してくれてありがとう」と言いましょう。
自分のために相手に「ありがとう」を言うのも、1つの手段です。
「~してくれて、ありがとう」
「~してくれて、助かりました。ありがとう」
「~してくれて、安心できました。ありがとう」
その一言で、「悪いなあ」という罪悪感や後ろめたさが軽くなります。
「ありがとう」と言うことで否定的な気持ちが消えていきます。
そんなスタンスで言うことができると、今度は、相手に対しても心から「ありがとう」と言えるようになります。
心から発する言葉は相手にも伝わりますから、相手を動かす原動力にもなります。