forgive but never forget

2年前のちょうど今頃、私の心は怒りで支配されていた。相手への怒りと共に急激に目が覚めた。自分を大切にしていなかったってことに。

ずっと相手がいなくなることが怖かったから我慢していた。私や私の大切にしている達に対する暴言、かと思えば反転して私への過剰な愛情。

職場が同じだと職場やスタッフのことを考えてしまっていた。波風立てたくなかった。

怒りは2次感情。

その根底は悲しみだったと思う。

わかってもらえない、わかり合えない。

私の怒りは、最初相手へと直接ぶつけられた。　

相手は私が感情を押し殺していることに気付かずにいたから唖然としていた。

次に私はハラスメント担当者に、彼との連絡やその内容、を時系列に書き提出した。　

私へのつきまといは周りも認識していたのですぐに院長等幹部へと伝わり、上からも本人に注意喚起がなされた。

相手にも書き留めた物を突きつけたが怖い、と受け取らなかった。彼はひたすら平謝りに謝っていた。

謝られても怒りは別に収まらない。

どうせ自分の発言も記憶ないはずだ。

その人は新しい職場に移動直前だった。

新しい職場にその暴言を送ってもよいとできるならやってみろと、その発言から私は行動にうつした。

電話の音声を録音した。

彼にそれを伝えたらまた平謝り。

連絡取らないことにした。

職場が一緒だったので会うことは合ったけれど、心は少しずつ収まっていった。

今でも怒りが再燃することがある。

薄れてもなくならない。

相手のことはだいぶどうでもよくなった。

私は衛生管理に関わりながら自分がハラスメント問題に巻き込まれた。

みんな自分のことを1番に大切にして欲しい。

恋をする上司 続き

ストレスチェックの後、高ストレス者には産業医面談があります。

恋された部下の女の子は産業医面談を希望しました。彼女の希望はただ穏便に仕事すること。

上司のプライベート介入は望んでいないこと。

それを上司に伝えると異動させられたり、勤務に不都合が出るかもしれないと不安になり本人にうまく拒否できなかったことなどお話がありました。

産業医は彼女の職種のトップに当る方に報告し、その上司への対応を依頼しました。

指導を受けた上司は産業医に話がしたいと面談を申し込みました。その面談で上司は産業医に、部下の女の子がおかしくなったのも、職場のマネジメントがうまくできないのも、うちの職場の１人のスタッフのせいだと言いました。自分は悪くない、そのスタッフが原因と先生に伝えたかったと…。

…いいんですか？そんな感じで。

自己防衛、責任転嫁に感じてしまいますけど。

職場のマネジメントはさておき、女の子の話は関係なくないですか…？

なんにも反省しないんだろうなと思うのでした。

トップの人はどんな対応を下すのか。

経過をみていきます。

恋をする上司

職場ラウンドでかつての職場に行った時、ステーションで職場長とスタッフがかなり近い距離でお話をしていました。患者さんの話を聞かれないようにしているのかなと最初は思っていたけれど、職場ラウンドをしている間、ずっとそのまま話をしていて、何だか、どうしたのかなと思いました。

別の日、かつての職場のスタッフが相談で話をしに来ました。職場長の話にもなりました。

その2人はお子さんがいるシングル同士。男性の職場長と女性のスタッフ。職場長が自分の子供を使ってプライベートでもどんどん近付いて、毎日連絡が来る。

ひたすら褒めてくる。連絡の内容が酷くなると、今何を着ているの？等と言ってくる。

子供同士を合わせるために彼女の家まで上がり込む。

上司なので、断ることができない。

核心的なことは言ってこないし仕事のときに嫌なこともしてこない。発達障害のある子供に合わせた勤務にしてくれる。ただ職場でも一緒、連絡頻繁に来る。戸惑っている。どうしたらいいかわからない。距離が近い。断ったり嫌われたら働けなってしまう、と思って動くことができない。体調に変化が出る。少しずつ痩せる、お腹の調子が悪くなる。

一緒にいたい訳でもない。

私が垣間見た様子とその女性スタッフから聞いた話から、職場長は彼女にまっしぐら。周りから丸見えだし職場長として仕事できてるのか…？

彼女はもう少しでパンクしそうにも見える。

けれどひたすら子供のために踏ん張っている。

逃げ道が欲しければと、ハラスメントの窓口を説明した。