機械の音で呼吸して
白い天井か、黒い闇しか見えぬ日々
誰と語らうことも
笑いあうこともなく
ただ生かされていた身体

ようやく、重い鎖から解き放たれ
自由に飛べる羽を手にしたのね

山のように大きな身体が半分の半分になって
「ケセラセラ♪」が口癖だったその人は
今日、新しい世界に誕生した