こんにちは。そのたです。
間が空きましたが、夏休みが明けてから直前期までの受験戦略について語ります。
さて、前回までに「逆算思考」について学び、どう目標に近づけていくかを考え、実行していくことを学んだと思います。
基本はこれを引き続き行います。
当たり前の話ですが、人間の行動は計画通りにはいきません。計画を随時修正し、そのたびに何が必要なのかを考えていく必要があるのです。
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では、夏休み以降はほかにどう考えるべきなのでしょうか?私個人の意見を述べます。
まずは国公立文系から。端的にまとめると、
「新しい教材は11月まで。以降は共通テスト対策に徐々に移行し、共通テスト後は速やかに2次対策へ。」
私立文系については共通テストの比重が低いので、自身の受験計画と相談して決定していく必要がありますが、概ね共通テストの対策は12月下旬ごろ、遅くとも年明けすぐには始めるくらいでいいでしょう。共通テストを受けないならば、2次対策のみで結構ですし、その場合はかなり遅くとも1月上旬くらいには新しい参考書に手を付けるのはやめておくのが吉です。
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以下、細かい内容や考え方です。長いので、要点だけ掴みたい方は赤いマーカーのところだけ読んでください。
ただ、「なぜそうすべきなのか」というのは勉強のモチベーションに大きく関わるので、時間があるなら読んでくれると嬉しいです。(2000文字あるらしいです)
まずは夏休み明けの9月。おそらく夏休み前に期待していた量の勉強はできなかったと思います。その積み残しを消化しつつ、夏休みの勉強や模試を振り返りましょう(結果が返ってくるのを待つのではなく、自己採点してください。大手予備校は返却が引くほど遅いので)。次にすべき行動が見えてきます。
ただし、ここでの振り返りは表面的なものであってはなりません。
例えば、英語長文であれば「文章が読み切れないことが多い…」という課題を持っていたとしましょう。
この際、この対策として「速読の練習をする」は表面的な解決方法にとどまります。
大事なのは、「なぜ文章が時間内に読めないのか」を考える必要があるのです。
結果として「話の流れがすぐつかめない」「何度も読みなおしてしまう」が問題として見えてきたとすれば、「単語がわからない」「文法がわからない」「構文がとれていない」などの自身の問題に落とし込むことができます。単語がわからないなら単語帳、文法力や構文力なら文法問題集や英文解釈に戻る必要があるとわかり、次にすべき行動が見えてきます。
※速読の考え方は今度ブログのネタにでもしようと思います。
10月、11月になれば過去問を本格的に進めていってほしい時期です。それと同時に、一番土日が忙しい時期でもあります。
色々な模試を毎週のように受け、その日のうちに復習をする。そうすると、土日は全て潰れてしまうような日々が続くことでしょう。過去問をやる時間はあまりとれないかもしれません。ただ、この時期をぜひ乗り越えてもらいたいのです。
そもそも、なぜ過去問題に取り組むのでしょうか?私は前回、「逆算した受験勉強をするため」だと説明しました。今回も同様です。「どんな能力が求められているのか」を考えるため、あるいは問題形式に慣れるためにも時間を確保していく必要があります。志望度の高い大学から優先的に、最低3年分は過去問題に取り組むのがよいです。そして、合格のために必要、だが現在不足している能力について、参考書に戻って復習、あるいは新しく学習するのがよいでしょう。
さて、12月です。国公立を受験する人は共通テスト対策に徐々に移行しましょう。
なぜこの時期なのかを考えてみます。
共通テスト1年分を練習する際、国語は90分、数学は①②合わせて140分、英語は約110分、理科基礎は60分、社会2科目で120分、合計520分かかります。約9時間です。丸付けと復習を合わせたら、14時間くらいは軽くかかるでしょう。最低でも5年分は取り組むことになります(推奨は10年。理社はそれ以上にやるのが望ましい)。少なくとも1週間は必要ですし、推奨年数やれば2週間は軽く費やすことになるでしょう。
ここでもし何か苦手な科目が見つかった場合、Z会等の実践問題などにも取り組むことになるでしょう。さらに、学校に通っている人は学校の共通テストプレがあるという人もいるでしょう。市販の共通テストパックもやるなら、さらに日数がかかります。
そこで見つかった課題点に対する対策や復習をする時間もあります。
さて、1月中旬の共通テストに向けてどれだけ時間が必要でしょうか?上記のことを考えると、12月から徐々にシフトするのがベストかと思います。とはいえ、11月の積み残しを消化することも考えると、12月中旬くらいには共通テストに完全に移行したいところです。
それでは共通テストを乗り越えた1月以降です。
共通テスト後の最初のアクションとして、「第1志望大学の過去問題の中で解いたことのある問題をもう一度解きなおす」のが個人的なおすすめです。マークシートに慣れきってしまった頭を切り替えるのには十分な刺激でしょう。
その後にやることは「残っている過去問題」と「今まで使ってきた参考書の完成」くらいしかありません。また、もし受験会場に持っていく資料があるならそれを作るのもよいでしょう。もし、12月の積み残しがあるなら早急に消化してください。ただし、国立の入試日までは精々40日程度しかありません。私立の受験校が5校程度あれば、勉強に充てられるのは35日程度。さらに併願校対策で5日程度は取られると考えれば、国立に完全に充てられるのは30日くらいなものです。新しい参考書に手を出すのはやめておくのが賢明です(10日間完成などの確認程度ならば、その限りではない)。なぜなら、1カ月程度だとあまり知識がモノにならないため、知識の利用にまでいかないことが多いためです。
とはいえ、もし足りない能力があり、それをどうしても乗り越えなければならないなら、気合でこなすしかないのですが…
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長くなりましたが、これが私のお伝えできる範囲の勉強スケジュールです。
一貫して「逆算した学習計画」を意識して進めています。皆さんもこの意識は常に持っていてほしいと思いますし、それさえできれば戦略的な勉強ができると思います。
皆さんの受験が上手くいき、サクラサクことを祈っております。
そのた