日本代表対チェコ代表。
序盤おもしろいように中盤でのゾーンプレスが効いていた。
課題は本田の使い方。
欧州で自信とキャリアを備えてきた内田、長友との融合に失敗すれば本田をデリートしなければならないという選択も生まれるだろう。
それほど本田のポジショニングとプランはザックの考えるそれとは明白に違っていた。
アジアカップでのザックは岡田がWCで作り上げたチームに多少味付けしただけで本当の意味での指揮はとっていなかった。
完成したものを自分好みの新鮮な具材を使って作りなおしただけである。
そんなもの力があるにきまっている。おいしいにきまっている。
今回、初めて自分のレシピで自分のチームを作りだした。
試合中たまに映るザックの表情が全然違う。
これまで試合中に映るザックは余裕のある紳士に見えたが、3-4-3の試合では感情を表にだすただのギャンブラーの顔つきだった。
攻守においてサイドを制圧したいという考えを持つザックにたいして中央からポゼッションしてくずしたい本田。
遠藤はザックの戦術を高度な位置で理解していたと思う。(というか遠藤の戦術理解能力は異常だ。)
本田のキープ力や精神的な強さは代表にとって強力な武器になる。
しかし、どんなにすばらしい具材であってもシェフが作りたい料理にとってその味が不必要であれば鍋には入れられることはない。
現にロシアで似たような境遇を味わっている。
今後、代表の命運を握るのは本田で間違いないだろう。