Marcoは毎日リハビリもこなし復帰する事しか考えていなかった。

Dr.も驚くほどMarcoの回復力は早く努力は報われていた。

退院したがった。


Marcoの入院中にチームのイベントがあった。

Marcoは行きたがったので中山氏に連絡して参加させて欲しいと依頼した。

中山氏は快諾して頂けた。

しかし・・・中山氏は私に言いました。

ランチはカレーですが参加者のみです。。。

いいえ・・・大丈夫です。

いりません。絶対に食わねーよ。

主人にも伝えました。

絶対に食ってやる。。。

やだもー~ー。。。

とりあえずMarcoもJavierも食べれるかどうか分からないので彼らの食べれる物を一応準備し行きますけどね。


私はDr.と交渉して1日外出許可をもらい

Javierと一緒に参加させた。


Javierを迎えに行きMarcoの病室へ・・・

Marcoは直ぐに外出できる様に用意して待っていた。

Marcoは約2週間振りの外出。

外で深呼吸するMarco・・・

とてもイイと言うような表情がとても嬉しい。

とても喜んだのはJavierも同じだった。

2週間振りにバックシートに二人が居る。

Marcoの車椅子も用意した。

久しぶりのドライブ・・・

現地に到着するとチームメイトの顔が見えた。

車椅子に乗り少し痛々しいMarcoだけどとても楽しそう。

参加者も優しく声をかけてくれた。


Javierが私に言った・・・

Marco見た⁉️

見たよ。

中山氏と楽しそうに話しをしてるでしょう。

そうね・・・

Javierはとても嫌う。

好き嫌いが明確・・・

Marcoは・・・適当。


中山氏がチームメイトやMarcoとJavierを呼んだ。

少しして不機嫌そうにJavierとMarcoが私に封筒を渡した。

・・・?

イベントの報酬?・・・Marcoは少なかった。

報酬のためにMarcoを参加させた訳ではない。

しかし入院中のMarcoに敬意を払う意味でもせめて平等にして欲しかった。


Marcoと一緒に車でJavierに付いて行く。

Javierを追い抜く度に窓を開けて声をかける。

Marcoは自転車に乗りたいだろうな・・・

もう直ぐ復活する。

絶対に復活する。


エイドではJavierもお手伝い。

参加者と写真を撮りチームメイトとおしゃべり。

とてもいいわ。。。


イベントは楽しくMarcoとJavierの気分転換にもなった。

イベント終了後参加者も集まりランチ。。。

そしてくじ引き・・・

当選者と一緒に記念撮影。

Javierが私をチラチラ見る・・・

目で訴えているのである。

Javierは嫌いなんです・・・ちょっとおふざけは・・・

もうやめたいよー~ーと訴える。

笑って・・・とちょっと意地悪してみる。

あーあ・・・諦めたJavier。

よく頑張った❣️❣️


その後中山氏のスピーチが・・・

MarcoとJavierは友達で彼らは日本に来てくれた・・・

まじですか?

Marco, Javier Are you Mr. Nakayama's friends?

えっ・・・

そう思っていらっしゃるんですか?

友達?

OMG...初耳だわ。


終了後Marcoを病院へ送りJavierを送り届ける。

また明日が始まる。。。


Thank you Marco &Javier.