カンボジアのLGBTは?

 

えっと、今日はヨーロッパではないのですが、海外ということで、カンボジアのLGBTの事情について書いてみたいと思います。

 

なぜ、カンボジアか?

 

実はカンボジアが好きで時々行っているのです。

 

理由は、数年前からカンボジアに投資をしているのと、年齢層も高い成熟国ヨーロッパからカンボジアに行くと、20代・30代が人口の中心の若さあふれるエネルギーに触れることができます。

 

ヨーロッパから行くと、大体ドバイで乗り換えなので、ドバイで一泊して黄金の街ドバイを少し楽しんでから(ドバイのお寿司はめちゃくちゃ美味しいのです!)、バンコクを経由してプノンペンへ入ります。

 

LGBTに寛容なカンボジア

カンボジアはお隣のタイと並んで仏教国ですので、LGBTには寛容な風土があります。

 

結婚に関しては、民事法律的には同性婚は出来ないのですが、同性間の宗教婚は可能です。

 

この辺、キリスト教国ヨーロッパとは正反対ですね。ヨーロッパでは法的・民事的同性婚ないしパートナー制度は進んでいるのに、宗教婚は出来ないのが定石です。

 

言語的にもクメール語には、男性(Bros)、女性(Srey)とならんで、トランスセクシャルに相当する第3の性、Kteuyがあります。また男性の性的対象は広いことも多いのです。

 

私は女なので行かないのですが、ゲイバーやゲイ専用のホテルなども割りとあって、そこは女人禁制・冷やかし厳禁の真面目なゲイの人達の為の場所となっています。

 

2003年には初めてのゲイプライドが行われ、LGBTを題材とした国際映画祭も開かれるなど、活動は活発に行われています。

 

しかし、同性愛というと、男性には寛容なのに、女性はまだまだ声を大きく出来ないような状況かもしれません。

 

というのも、女性は自分を犠牲にしてでも家事や子育てを第一に人生設計をすべきだ、と考えるヘテロの男性が未だに多いからですね。これはビアンだけではなく、すべての女性に与えられた強制的抑圧でもあります…。

 

2009年にはレズビアンを題材とした映画がカンボジア国内でヒットし、人権団体もセクシャルマイノリティーのために活動を続けています。

 

ビアンの権利が認められることがヘテロの男性にも浸透した時、すべての女性に対する差別や生きにくさも取り去られるだろうと思います。

 

カンボジア旅行でのオススメ

 

フィットネスフリークの私が、カンボジアに行った時にまず最初の3日間行くのが、ヨガとデトックスです。シュリムアップには多くのヨガリゾートがあります。

 

フルーツいっぱいの食事と、ヨガ、そして海辺の散歩。コリが取れない時には、本格的なタイマッサージの施術を受けてもいいですね。

 

また日を改めてカンボジアの旅について書きたいと思います。