柳川〜 川下り・御花〜 | 白拍子紫子の 面白の四季の眺めや

柳川〜 川下り・御花〜

パソコンの調子がすこぶる悪く
スマホからもアクセスが悪く…
情報が古くなりました。ショボーン
 
 
先週末、北原白秋の里、
水郷柳川へ行ってきました。
 
柳川は、子供の頃家族や親戚と行ったことが
ある程度の記憶しかなく
名物の川下りに至ってはまったくの未経験。
思い立った今がチャンスとばかりに
車で高速を走りました。
 
川下りは新緑の頃がいいかなと
思いましたが、最近暑いので
陽射しや紫外線に極端に弱いわたしは
日が降り注ぐ舟の上で小一時間は
危険といえば危険過ぎます😑
しかし、乗りたい。
よって、日焼け対策(長袖、長手袋
麦わら帽子、サングラスなど)を
しっかりとした上で
乗ることにしました。
 
幸い、この日は曇天。
神様のありがたい思し召しに感謝。
美しい船着き場(松月乗船場)をバックに。
母はわたしより軽装です。
 

 

受付で船賃ひとり1900円を支払い

舟出の時刻が近づいたところで

みなさんとともに並びました。

12名くらいの相乗りで。

 

何と言っても
川下りの面白さ度合いは
船頭さんにかかっていると思います。
 
岸からかっこよく舟に飛び乗り
細いかいを器用に使い漕ぎ出していきます。
自己紹介もガイドも
日本語と英語の両方で行い
北原白秋のうたを歌い
おもしろいお話で
わたしたちを笑わせ…
時には、行き交う別の舟の
船頭さんの紹介まで
してくださいます。
 
 
柳川川下りで使用されるお堀は
元々市民の生活用水路として使用されたそうで
400年ほど前、柳川城築城の際
城下町整備のため人工的に堀を掘られたとのこと。
 
 
たまたま大潮の時分で水量は満々として
お舟が進むうえでは問題なかったのですが
いくつもの小さな橋をくぐる際に
船頭さんはもとより
乗客もみな、背を低くしなければなりませんでした。
 

 
 
川沿いの家が川を挟んだ向こう岸に花を植えられていて
そういうのを「離れ庭」というのだと
教わりました。

 
 
深い緑に縁どられた水路をゆくのは
とても気持ちがよかったです。
カンカン照りでなくて幸いでした。
 

 

 
 

 
 
途中、川岸のお店に接岸してくださり
ドライブスルーのような感じで
飲料やアイスクリームなどのお買い物ができます。
 
母とわたしは、「あまおうのアイスクリーム」を購入しました。
おいしかった~。
 

 
 
 

こんな背の低い橋も

曲芸のようにして潜られます。
船頭さん、ほんとうにすごい!
 
幅の広い橋の下では、身体を折ったまま
歌を歌ってくださいました。
「ナチュラルエコーがかかるから」と。
 
 
 
 
下船してすぐのうなぎ屋さんで
うなぎ丼をいただきました。
おいしかったです。ラブ
 

 
 
 
「立花家資料館」へ。
閉館時間が迫る中、足早にまわりました。
 
柳川藩の藩主、立花宗茂さんは関ケ原の戦いで西軍についたため
城を追われますが、その人柄と実力を買われて
徳川二代将軍にかわれ、大名に復帰を果たされたそうです。
関ケ原で敗れて旧領に復帰した唯一の大名…とは
まったく存じませんでした。
 
 
資料館展示物の保存状態はとてもよく、すばらしいものでした。
奥方様のお着物の縫いはかなり手の込んだ
格調高いものでした。
 

 
 

 
 

 
 
こちらは、柳川藩五代藩主 立花貞俶の別邸「御花」の館内。
 

 
 

 
 

 
 
 
 
「御花」の前で
親切な方に撮っていただきましたカメラ
 
ohana22
 
 
柳川には、外国人の方々も、ひとり旅の方々も
いろいろな方々が訪れていらっしゃいました。
 
 
のどかで美しい町でした。
 
行かれたことがない方
ぜひいちどお訪ねください。
 
 
また、川下りしたいなぁと思います。
桜の季節も紅葉の季節も
きっとすてきだろうと思います。照れ