熊本でアパートを見つけた後、長野に戻り、退職の手続きに取り組んだ。
その最中、校長からの思いがけない話があった。「次の教員が見つかってい
ない。辞めるのを少し待ってほしい」と言われた。この言葉は、私の退職へ
の決意と学校への責任感の間で心を揺らがせた。退職を進めるべきか、それ
とも学校の話に応えるべきか、悩んだ。
私は未来への期待と現実の責任感を天秤にかけた。長年務めた学校への愛着
と生徒たちへの思いが、退職の決断を一層複雑にした。
しかし、この瞬間の選択が、私の新しい人生への道を決めることになる。最
終的に、自分の価値観と未来への希望を基に決断を下し、新たな人生の章へ
と踏み出す勇気を持つことにした。