2004年の映画です。
この映画、韓国語がわからない頃に
友人に連れられて韓国で観たのです。
何となく切ない内容だった気がするのですが、
字幕で見て、やっぱり少々切なかったです。
二つ考えたことがあります。
一つは、言葉がわからなくても
言葉以外から色々な情報を得て
内容を理解しているということ。
これは普段、母語でない言語を
使う時に無意識にやっていること
なんだろうなと。
もちろん、母語であっても
言葉以外のものをお互いに読み合って
成立しているのだと思います。
もう一つは、映画の内容で、
記憶違いや、忘れていたことがあって、
人間は現実におきたことも
意外と間違って理解して
勝手な解釈で記憶しているんだろうな
ということ。
過去に起きたことは
今から変えることはできませんが、
過去に考えたことが
今から見てどうなのか、
違う見方ができることもあります。
過去に悲しみや怒りや恐れがあるならば
別の視点から捉え直してみれると
モヤモヤが解けるかも知れませんね。
