NASA地球外生命の把握に自信

地球外生命体の兆候
「10年以内に見つかる」

               米ーNASA

 CNN.co.jp  4月9日(木)11時47分配信



(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の研究者が近い将来に地球外生命体の痕跡を発見できるかもしれないとの見通しを示した。

NASAのチーフサイエンティスト、エレン・ストファンさんは7日に行われたパネルディスカッションで、「10年以内に地球外生命体の有力な兆候がつかめるだろう。20~30年以内には確実な証拠が得られると思う」と明言。

「どこを探すべきか、どう探すべきかは分かっている。ほとんどのケースで我々には技術があり、それを実行する道をたどっている。我々は間違いなくその途上にいると思う」と語った。

NASAによると、水が存在している証拠や兆候は、準惑星のケレスや木星の衛星エウロパ、土星の衛星エンケラドスなど多数の天体で見つかっているという。
ハッブル宇宙望遠鏡を使った観測では、木星の衛星ガニメデの地底にも氷の層にはさまれた海水の海が存在している可能性が高いことが分かった。

ただしNASAがいう地球外生命体とは微生物のことであり、高度な知能を持った異星人(宇宙人)を指すわけではない。ストファンさんは「小さい緑色の宇宙人のことではない。ここで話題にしているのは小さい微生物のこと」と釘を刺した。
 ※宇宙人という表現は間違えであり、
   異星人と表現することが正しい。
   何故なら、宇宙空間では生命が生まれるとは考えられず、
   さらに文明が生まれることもないからである。(にゃー


元宇宙飛行士のジョン・グランスフェルドさんも、太陽系外に生命体が見つかるのは時間の問題だとの見方を示し、「火星より先へ行けば、地球と似る確率はものすごく低い。だからこそものすごくエキサイティングになる」と力を込めた。




【関連記事】


  最終更新:4月9日(木)14時34分


   CNN.co.jp


NASAの研究者が発言

地球外生命体「10年以内に確かな兆候」 NASA
       日本経済新聞 電子版(2015年4月9日)

地球外生命体の存在は

水を放出する準惑星 宇宙望遠鏡で観測
          47NEWS(2014年1月23日)
「地球外生命体の化石発見」をめぐる議論
          WIRED.jp(2011年3月9日)

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