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パーティー服装は
自分に似合うアレンジ!
ドレスコード&
フォーマルシーンのマナー講座
日本人はドレスコードというと、パーティーやレストランなどドレスコードを求められる場合は限定的で、場馴れしていない事から如何したらよいか判らずに困ってしまうことがありますね。
海外へ出たときは、ちょっとオシャレなレストランでディナーをというときや、一年に幾度も開かれるパーディー・・・ というときにはドレスコードを求められることが度々あります。
特別な場にお呼ばれした時のパーティーファッションのコーディネート、普段着慣れない分、何を着たらいいのか、どうやってコーディネートしたらいいのか悩みがち。
また、招待状には「平服でお越し下さい」と書いてあっても、どの程度ドレスアップをしたらいいのかが判らない……なんてことありませんか?
そもそも、英語のフォーマル(Formal)は「正式の」「公式の」「儀礼的」といった意味を持ちます。
つまり、フォーマルとは、正式な場で行なわれる公式のシチュエーション。簡単に考えれば、大勢が一堂に会するイベントのことなので、日本では、結婚式、入学式、卒業式、七五三、成人式などが一般的にフォーマルな場とされています。
といっても、ただ堅苦しく捉えるのではなく、せっかくの機会、自分に似合うお気に入りの服装で、ドレスアップを楽しみましょう。パーティーファッションのコーディネートのコツはドレスコードを守り、季節に合わせて素材や着こなしに変化をつけること!
自分に似合うパーティーの服装やマナー、ドレスコードについて、ここでおさらいしましょう。
季節で変えるパーティーファッション
春夏はダークカラーよりも明るくさわやかな色のドレスを選ぶと、見た目も涼しげになります。ただ、夏場のパーティーでは、汗ジミの目立つグレーなどの色は避けた方がよいかも。
脇の汗ジミが気になるという方に、おすすめなのはノースリーブにボレロを羽織る組み合わせ。冷房が効いて冷えすぎた屋内でのパーティーにもストールや羽織ものを合わせるコーデはつかえます。
会場には時間に余裕をもって到着すれば、汗をかいてしまってインナーを取り替えることができますし、急いで走って汗ダラダラ、化粧が崩れてしまった……なんてトラブルも避けられますよ。
難しいのが冬のパーティーファッションのコーディネート。
カジュアルすぎるニットやコットン素材、またブーツもNG。上質な印象を与えるベロアやジャガードなどの素材をうまく取りいれたフォーマルな服装をこころがけましょう。
冬場の人気カラーは暖かみのあるワインレッドやブラウン、バーガンディーなどの暖色系。最後に羽織るアウターとのバランスも考慮して。
フォーマルウェアを考える際に、つい忘れがちなコートですが、黒いウールのシンプルなコートでしたら、パーティー以外の冠婚葬祭の場で着回せるので便利です。
丈はなるべく膝あたりまでの長めのコートがエレガントでフォーマルな印象を与えます。丈が短いコットン製のコートはカジュアルになりすぎるので避けた方がベターです。
夏のパーティーファッション、
露出はどこまでOK?
ノースリーブのドレスはカジュアルなパーティーの場ではOKですが、結婚式などのフォーマルな場ではストールやボレロなど一枚羽織れるものを用意しましょう。また、ついやってしまいがちなのが、夏場のパーティーにつま先のみえるサンダルやミュールを合わせてしまうコーデ。
フォーマルな場では足元も露出を避け、つま先部分が隠れているパンプスを合わせましょう。ただ、最近は海外セレブの影響もありパーティードレスにつま先のみえるサンダルやミュールを合わせるコーディネートは一般的になってきていますので、同世代の人たちだけのカジュアルなパーティーの場でしたら特に問題はないでしょう。その場合でも足首にストラップのついたタイプの方がきちんとした印象になりますよ。
また、暑いからといって素足はNGです。
キチンと感を演出するためにストッキングを履きましょう。最近では夏用のストッキングもたくさん種類が出ており、ちょっとしたアクセントのラメや柄の入ったストッキングを合わせると華やかさが増しますよ。
体型で選ぶ似合うドレスと
似合わないドレス
背が高い女性におすすめなのはスリットの入ったロングドレス。ただし昼間のフォーマルな場でのロングドレスは避けた方がベターです。逆に背が低い女性に似合うのはミニ丈のドレス。
ウエストの高い位置にベルトがあったり、胸元に大きなコサージュがあるなど、ポイントを上の方にもっていく服装の方がスタイルよくみえますよ。
また、体型を隠そうとしてぽっちゃりさんがフリルの多く入ったドレスを着るのは逆効果。
胸元の開いたシンプルドレスでグラマー体型を活かしましょう。逆に細身の女性がシンプルなパーティードレスを着ると、貧相にみえてしまいがちなので、フリルの多く入ったティアード・ドレスを選ぶのがおすすめです。
ワンポイントでガラリと変身!
パーティー用ヘアメイク術
せっかくのパーティーの場でいつもと同じヘアメイクをしていませんか?
普段と違う鮮やかな色のアイシャドウやリップを使うのに抵抗のある人は、ラメの多く入ったアイシャドウやリップ、フェイスパウダーを使って質感でゴージャス感を演出しましょう。
最近のトレンドは、昔の女優さんのような真っ赤なリップ。口元に色を持ってくる場合は、アイメイクはブラウン系でおさえるのがベターです。
また、ロングヘアの人はアップスタイルで、ショートヘア、ミディアムヘアの人もうまくカチューシャ等のヘアアクセサリーを使って地味にならないパーティースタイルを演出しましょう。
みんなのパーティーファッション失敗談
最後に、やってしまいがちなパーティーファッションの失敗談をまとめてみました。まずは、参加した友人たちとドレスがかぶってしまった例。
みんなでそろって同じ色とデザインのドレスを着てきてしまったなんてことも……。
羽織ものの素材を工夫したり、コサージュやヘア小物で個性を出すと、同じドレスでも違った雰囲気に見えますよ。
また、ほとんど着ないからといって10年前に買ったドレスをまだ着つづけていたら、買った当初は似合っていたピンクの愛らしいドレスが、逆にイタいおばさんにみえる要因になっていたなんて話も。
年齢に合ったドレス選びを心がけましょう!
特に30代以降は色やデザインはもちろんですが、上質な素材選びも重要なポイントです。せっかくのパーティーファッション、いつもより奮発してお気に入りの上質なドレスを着てみては?
季節はもちろん、パーティーの種類やどんな顔ぶれの招待客が来るのかによっても、ドレスコードも異なります。
パーティードレスの選び方、着こなし方は、招待してくれた相手やシーンを意識して決めましょう。
ご祝儀や会費などで出費がかさむことを考えれば、毎回無理にドレスを買い替えなくても、アクセサリーや靴、バッグなどを工夫すれば、着こなしも自由自在です。
季節やシーン、ドレスコードに合った色や素材、着こなしをマスターしてパーティー会場では誰よりも目立っちゃいましょう!