あー勘違い!実はカレーライスをマズくしてる作り方の誤解4つ
食欲の秋……といっても、今年は記録的猛暑の影響もあって“秋バテ”に見舞われ、なんだか食欲がわかないと..........≪続きを読む≫
コラム
あー勘違い!
実はカレーライスを
マズくしてる
作り方の誤解4つ
9月23日18時00分 提供:WooRis
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WooRis(ウーリス)
食欲の秋……といっても、今年は記録的猛暑の影響もあって“秋バテ”に見舞われ、なんだか食欲がわかないという人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめのメニューといえば、春夏秋冬いつ食べてもおいしいカレーライス。カレーライスといえば、“みんなに愛される定番の家庭料理”ではありますが、自己流で作っていると、せっかくのおいしさが損なわれてしまうことも……。
そこで、『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん 』の著者で料理研究家のオガワチエコさんから、意外と見落としがちなカレーの作り方の誤解4個を教えていただきました!
■1:具材は多ければ多いほどよい?
「よかれと思って具材をたくさん入れすぎると、味のバランスが崩れることがあります。ごはんとともに口に運んで、トータルでちょうど良いくらいに具材の量を調整しましょう。特にじゃがいもは、ごはんと同じでんぷん質なので、入れすぎるとバランスが崩れやすいです」
■2:じゃがいもはカレーに欠かせない具材だ
「好きな具材アンケートでも上位にランキングする“じゃがいも”ですが、個人的にはじゃがいもはカレーに入れません。炭水化物はごはんだけでいいように思いますし、また、冷凍保存する際には取り出さないとスカスカでまずくなります。じゃがいもはなかなか扱いが面倒なので、省略してもいいかもしれません。
どうしてもじゃがいもを入れたい場合は、煮くずれを防ぐために、だんしゃく(丸くてゴツゴツしたほう)ではなくメークイン(細長くて比較的ツルッとしたほう)を使用しましょう」
■3:火にかけたままルーを入れる
「ルーを入れる際には、火はいったん止めましょう。市販のカレールーの作り方手順でも、火を止めるよう指示がありますが、これは、カレールーに含まれている小麦粉を均一に溶かし、なめらかに粘化させるためです。
“まあいいや”って火を止めずに沸騰したところにルーを入れると、ダマになってしまうことがあるので、一手間を惜しまないようにしましょう」
■4:具材を全部入れたまま冷凍する
「残ったカレーを冷凍保存して数日後に食べる場合は、上で述べたじゃがいもだけでなく、にんじんも入れないほうがいいです。どちらも冷凍すると食感がスッカスカになって、おいしくなくなります。じゃがいもやにんじんは取り除いて冷凍しましょう」
料理初心者でも作りやすいイメージのあるカレーライスですが、意外と落とし穴があるものですね。最後に、オガワさんからワンポイントアドバイスを。
「じゃがいもやにんじんのかわりに、オクラや長いもを使ってみるのもこの時期にはおいしいと思います。たとえば、オクラと長いものジンジャーカレー(写真)は、秋バテ解消にぴったりです」
詳しいレシピは、オガワさんの著書『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』を要チェックです。あなたも今日の夕食にでも、カレーライスはいかがですか?
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【取材協力】
※ オガワチエコ・・・料理研究家。ル・コルドン・ブルー、東京會舘クッキングスクールで料理と製菓を学ぶ。元銀座ホステスの経歴を持ち、現在は恋愛と料理のトータルコーディネーターとしても活躍。2013年5月23日、著書『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』をセブン&アイ出版より発売。道具も、調味料もない彼の家でいかに間単に失敗なく美味しい料理を振舞うかに特化したレシピ本になっている。
【参考】
※ カレーの具材ランキングアンケート – RankingPenguin
【画像】
大崎えりや
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