枕カバーから加齢臭 発生源のノネナールが夜間多くなるため
例えれば古い本? チーズ? ロウソク? 夫から、この時期強く香ってくる嫌~な臭いの正体は“加齢臭”..........≪続きを読む≫
コラム
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枕カバーから加齢臭
発生源のノネナールが
夜間多くなるため!?
7月01日16時00分 提供:NEWSポストセブン
例えれば古い本? チーズ? ロウソク? 夫から、この時期強く香ってくる嫌~な臭いの正体は“加齢臭”。
名前の通り、年齢を重ねるにつれて発する中高年特有の体臭だ。
加齢臭が発生するメカニズムを
説明すると、以下の通り。
【1】皮膚のうるおい成分を分泌する皮脂腺に
ある脂肪酸が、加齢とともに増える。
【2】この脂肪酸に中性脂肪が酸化した
過酸化脂質が結びついて、
分解・酸化される。
【3】それによって
ノネナールという物質が発生する。
このノネナールこそ、加齢臭の元なのだ。
体臭専門のクリニックである五味クリニック院長の五味常明さんはノネナールについて次のように話す。
「紫外線によるダメージから守るため、頭皮や顔には皮脂の分泌が多いんです。そのため、ノネナールが大量に発生します。また、ノネナールは夜間に特に多くなるというデータもあり、中年男性の枕カバーやパジャマやシーツ、タオルケットなどの寝具回りが、特にくさいのはそのせいです」
※女性セブン2013年7月11日号