本題の前に
霞ヶ関界隈で日本国と日本国民のために身を粉にして日夜働きく官僚・公務員の皆さん。
特にキャリア官僚という方々は、一般国民よりも優れていて、特別な存在だという思いが強い水野靖久・元参事官(45)のような方が多いようですが、それは大きな間違えだとハッキリ言わせていただきます。

あなた方、キャリア官僚&公務員よりも、遥かに日本国民の多くに優秀な一般国民が多いと言っておきます。
それを肝に銘じて、日々の職務へ従事していただきたい。
そてとも、水野靖久・元参事官(45)のように下衆の極みとなりませんように。





MSN 産経ニュース

事件

  ツイッターで暴言の
  復興庁キャリア官僚
  なぜ「バカ発見器」に
  引っかかったのか!?


2013.6.23 12:00[Twitter・SNS

White Catのブログ-ツイッター書き込み問題で謝罪する復興庁
ツイッター書き込み問題で福島県庁を訪れ、
村田文雄副知事(左)に謝罪する復興庁の
谷公一副大臣(中央)と浜田昌良副大臣=14日午後



 復興庁で福島県の被災者支援を担当していた水野靖久・元参事官(45)=21日付で総務省官房付に異動=が個人の短文投稿サイト、ツイッター上で「左翼のクソども」などと市民団体や国会議員を中傷した問題は、被災者をはじめとする国民に驚きをもって受け止められた。

交流サイトの書き込みが問題化する例は後を絶たず、ツイッターは
「世界最高のバカ発見器」
「バカッター」との異名も取る。
しかし、高学歴のキャリア官僚が、なぜこのような常識外れの過激な書き込みをしたのか。人前では絶対に言わないようなことを、どうして不特定多数の人が見る場所にやすやすとつぶやいてしまうのか。



あぜんとする記者ら
 書き込みが問題化した今月13日、午後6時。東京・霞が関に近い民間ビルにある復興庁1階の記者会見室は、昨年2月の同庁発足時以来とみられる多数の報道陣でごった返した。

 谷公一復興副大臣(61)は沈痛な面持ちで
「深くおわびを申し上げたい」
「こういうようなことを起こしてしまい、信頼を損ねたことについて、国民の皆さま方に深くおわびを申し上げる」
と述べ、そのたびに深々と頭を下げた。

 続く質疑応答で、最初に手を挙げた男性記者がこう切り出した。
 「ツイッターにはかなり過激な書き込みが目立つ。例えば『左翼のクソども』とか、普通の大人が使わないような言葉で書き込みがあるが、本人はなぜこうした書き込みをしたと説明しているのか」

 谷氏は「調査を進めている」と述べるにとどまった。その後も記者らが食い下がったが、「調査中」と繰り返すのみだった。



仲間意識で「錯覚」
 水野氏は、総務省出身のキャリア官僚。
平成22年8月から昨年8月まで2年間、千葉県船橋市の副市長を務めた後、復興庁に出向して課長級の参事官として法制班に所属していた。
復興庁は他の府省と異なり、官僚トップの事務次官の下に統括官、審議官がそれぞれ複数おり、その下に数十人の参事官が配置されている。
 インターネット上に残された水野氏のツイッターによると、アマチュア無線と大型バイク「カワサキ・ニンジャ1000」を愛し、ツイッター上の名前は「ニンジャライダー」。

閲覧登録しているフォロワーは1294で、一般の人としてはかなり多いほうだという。
 そうした高級官僚が、なぜこんなことを起こしてしまったのか。
ネットメディアの男性ライター(32)は「いくつかパターンがある」と解説する。
 まず挙げられるのが、仲間意識に伴う「錯覚」だ。
東京の高級ホテルで23年1月、サッカー選手と人気モデルが会食した様子を女性従業員がツイッターで暴露した際は、「いつものフォロワーだけが見ていると錯覚し、つい書き込んでしまったのではないか」との説明がなされた。

 フォロワー以外の不特定多数の閲覧者の存在を、つい忘れさせてしまう交流サイト特有の作用が、投稿をエスカレートさせやすい要因になっているとの指摘だ。



「支持」求め過激化
 閲覧者が投稿内容を支持するマークが「投稿意欲」を刺激する材料になるとも言われている。フェイスブックの「いいね!」ボタンがよく知られるが、ツイッターにもツイートごとに投稿内容への支持を表す「星マーク」の機能がある。

 ネット上では「Favorite(お気に入り)」を略して「Fav」「ふぁぼる」と呼ばれ、「星の数を増やそうと、無意識のうちに書き込みを過激化させる『中毒症状』が現れることがある」(男性ライター)という。

 昨年2月、総務省から奈良県へ出向していた42歳の男性総務部長がフェイスブック上で実名と役職を明記し、産経新聞の不買運動を呼びかけた問題では、総務部長が「感情が先走って筆が滑ってしまった。友達以外は見られないという認識だった」と釈明した。総務部長はその2カ月後、同県の副知事に登用され今年3月まで務めている。

 総務部長の場合、主な投稿時間帯が深夜から未明だったため、心理学の立場から「夜間は誰かとつながりたい心理が強くなり、感情も高ぶる」と説明された。過激な書き込み防止の自衛策として「深夜はつぶやかない」と決めている人もいるという。



「壮絶なゲームに…」
 ツイッターの書き込みをめぐっては、産経新聞社の選挙取材班が21年8月、自民党から民主党への政権交代が起きた衆院選の直後にツイッターの公式ページで「下野なう」などとつぶやき、批判を受けて謝罪した。

産経新聞社ではその後、社員が業務としてブログなどを開設、利用する際、書き込みの表現に細心の注意を払うなどとする指針を作った。

 今回の問題のように、投稿する人が公務員の場合、業務で扱う機密情報を無意識のうちに公表したり、組織の信用問題に発展したりしがちだ。中央省庁や自治体も防止策を模索しているが、「表現の自由」も絡み、過剰な規制は難しい。復興庁もツイッターの利用自体を禁じていたわけではなかった。

 同庁によると、水野氏は書き込みが問題化した13日、谷副大臣に呼ばれ「大変ご迷惑をかけて申しわけないことをした」と深々と頭を下げた。翌日以降は「休暇願」を出して勤務を休んでいるという。問題化する2日前の夜、自らアカウントを削除した際、最後にこうつぶやいていた。

 《壮絶なゲームに負けて、敗北感いっぱいw》




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