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 第9回
  早起き名人に学ぶ、
  絶対寝坊しない方法


2010.05.10

目覚まし“一発”で起床するには?
目覚まし“一発”で起床するには?
リサーチの結果、寝坊の原因は二度寝にあるケースが大半。二度寝を防ぐためには、やはりスッキリと疲労を解消する、良質の睡眠を心がけなければならない




人間は2種類に分けられる。
朝、決めた時間に起きられる人と、起きられない人だ。


…なんて、ちょっと大げさだけど、ビジネスマンにとって朝が苦手なのは深刻な問題。寝坊で会議をすっぽかしてしまったら…と考えるとゾッとする。
そこで仕事柄、早朝出勤を強いられている“早起きの達人”たちにアンケート調査を実施、寝坊しないための工夫を聞いてみた。順に見ていこう。

「普段から不規則なので、急に早朝の仕事が入った時に怖いのが二度寝。そんな日は、絶対に起きなきゃいけない時刻の30分前から、携帯電話で5分おきにアラームをセットしています。スヌーズ機能は切ったらおしまいなのでダメ」
         (フリーカメラマン・岡村智明さん)

あと5分だけ…とアラームを止めても、5分ごとに鳴り続ければ、さすがに頭を起こさねばならないというものだ。

また、多かったのが「ベッドから手の届く位置に目覚まし時計は置きません」
         (建設会社勤務・大山興一さん)
という意見。
部屋の間取りにもよるが、そもそも枕元でアラームを止められなければ二度寝のリスクも減るはずだ。

変わったところでは、「二度寝は床でする!」
         (外食産業勤務・畠山将さん)
なんて声も。
「アラームを止めながら布団をはい出し、フローリングの上で寝るんです。冷たいし硬いし、長くはもちません(笑)」とか。


つまり、多くの人が寝坊の原因は二度寝にあると考えているのがわかる。二度寝を防ぐには、いかにスッキリと目覚められるかがカギ。その点、次の2人は快適な目覚めを得る工夫に余念がない。

薬品関係の営業マンで、毎朝7時半には出社しなければならない佐藤一浩さんは、「やはりお風呂ではちゃんと湯船に浸かった方がいいですね。ぐっすり眠れるし、寝起きの快適さが全然違う気がします」と語る。
実際、入浴による交感神経の切り替えが安眠に効くことは、よく知られた事実だ。

さらに証券会社勤務の山本尚宏さんは、「担当マーケットが7時に取引スタートするため、毎朝4時半起床」という過酷な日々を、次のような心がけで乗り切っている。

「眠りが浅くなる寝酒は控え、日ごろからメリハリのある生活を心がけています。とくに、朝食を毎日しっかり食べることは大切。体に毎日その時間に活動を開始させる習慣をつけさせるんです」
         (山本さん)

ポイントは、二度寝防止と朝型生活の習慣づけにありそうだ。
さっそく今夜からお試しあれ!



今回のまとめ
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