プロファイラーが教える泥棒に狙われやすい家
プロファイラーの松田英貴さんによると、「泥棒に狙われやすい家」というものがあるという。■泥棒の..........≪続きを読む≫
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プロファイラーが教える
泥棒に狙われやすい家
11月26日07時30分
提供:ゆかしメディア
年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み、家族旅行、買い物へ出かけたときなど、家を留守にするとき泥棒が、あなたの家を狙っています。
あなたと家族を犯罪から守るために如何すれば良いか!?
プロファイラーの松田英貴さんによると、「泥棒に狙われやすい家」というものがあるという。
■泥棒の下見チェックポイント11
まずは、「行動パターンが決まっている人の家」
「確実に留守にする時間というものが決まっている人の場合、物色する時間を長く取ることができます。
いつ帰ってくるのか分からない状態だと、泥棒だってビクビクして長居できませんからね」
次に、「だらしない人の家」
「庭木が剪定されていない、ゴミがベランダや庭に放置されているといったことが目安となる。
だらしない人は、すべての行動で几帳面さがなく、戸締まりなども甘くなりがちな為だという」
「泥棒は必ず下見をします。このときの見立ては、まず“大金や金目のものがあるかどうか”。
次に、住人の家族構成や生活様式。
家の間取りや室内に入り込むルートや逃走経路、近隣の家並みを数日間かけて念入りに読み込みます。
そして、家屋の外観から、泥棒に入るのに適しているかどうかを読み取るのです」
主に次のようなものがある。
1 隣家との距離
2 隣家の窓の位置
3 塀や生け垣の状態
4 ターゲットとなる家の
前や近隣の汚れ具合
5 ゴミの量と入っている物
6 雑草の手入れ具合
7 物干しざおの順番と色
8 建物の広さや古さ
9 建物のペンキの色
10 ガスメーターや電気メーター
11 裏戸の出入り口の汚れがある
■泥棒の仕事はわずか数分
「特に、秩序や規範の乱れは心の隙を生みますので、塀の落書きやゴミの散乱、放置自転車などは、その家庭や個人が秩序だっていないと見なします。得に決め手となるのは、ターゲットとなる家屋の庭木の手入れ状態が大きな要因となります」
さて、いざ、泥棒に入った後は、ほんの数分で出て行くことが多いということである。そのため、近隣からも気づかれにくく、発見されるのは「物を盗られた!」と気づいた後になる。
だが、整理整頓されていない汚い家の場合、泥棒に入られたことすら気づかないこともあるそうだ。
「あれ、そういえばプラチナのネックレスがないなあ」
「こないだ、財布をなくしちゃって……」
という出来事は、もしかしたら泥棒によるものかもしれない。
「泥棒に入られる人って、何度も被害に遭うことが多いんですよ。ズボラな人って、気をつけようとしないことも多いですからね」
確かに何度も財布や家の鍵をなくして困ったことになっているのに、行動を改めようとしない人もいる。
「なくしたと思っている財布ですが、盗られている可能性もありますよ。よく観察をしていると、食事の際にバッグを置いてトイレに立ったり、電車のなかでバッグの上部に財布を入れて居眠りしている女性を度々見かけます。海外などの場合、食事中に椅子の背もたれにバッグをかけておいて、ずっと席についていても財布を抜き盗らることがありますよ」
何にせよ、日本は安全という意識が根強いため、防犯意識が低いという。海外駐在経験のある方なら頷くかもしれない。
私(
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日本人は犯罪から身を守るという意識が希薄なところが多く見られるのは事実である。
■街頭で
ティッシュをもらう人は隙あり
「ちなみに極端な例ですが、街中で簡単にティッシュやチラシをもらう人は、スキがある人です。誰しもに手渡しているわけではありませんから」
ところで、数十万円以上の現金や印鑑、通帳などのいわゆる貴重品をどのような場所に置いておられるだろうか?
いずれも日常的に使うものである。
そのため、居間の引き出しや寝室のタンスなど取り出しやすい場所に保管している。そんな方が多いのではないだろうか?
例えば、クローゼットの奥の隠し戸棚に備え付けた金庫に通帳をしまい、押し入れの客用布団の奥の金庫に印鑑を……などのような厳重な場所に、しかも複数箇所に分けてしまっているという方は一般的には少数派だ。
「最も安全なのは、持ち歩くことですが、すべて持ち歩くというわけにはいかないですよね。泥棒にとって最もイヤな隠し場所ってなんだか分かりますか? 『大事なものだからきちんとしまっておこう』と思って、普段はしまわないような場所に隠すことってありますよね? そして、その隠し場所を忘れてしまう……。そこなんです。実は、隠した本人も忘れるような場所っていうのが、最もイヤなんです。だから、そのような場所に隠して、忘れなければいいんです」
冬眠前にドングリを様々な場所に隠すリスを見習いつつも、脳にしっかり刻み付けて絶対に忘れない。もしくは、トリュフを見つけ出すブタのように貴重品を確実に見つけ出せばよいということである。
(終わり)
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