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 アラフォーが
  やせない理由と
     太らないコツ


  2012/11/14 9:30


女子に限らず、男子もアラフォーになると特にお腹が気になる!?

 アラフォーが近くなると体は衰えるばかりで、特にお腹まわりには脂肪はたまっていく一方。
「どうにか脂肪を燃焼させたい!」と食事量を減らしたり運動を実践してみても、若いころのようにダイエット効果がみられなくなります。

 ここでは、そんなアラフォー女子の心の叫びに応え、アラフォー女子を中心にやせない理由とその対処法などをご紹介したいと思います。


■アラフォー女子がやせない理由

 「アラフォーになると簡単には、やせなくなる」のは事実です。それは、20代や30代とは体の構造が違ってしまっているから。
ここを正しく理解せず、ただ食事量を減らしたりしていると、一気にリバウンドするので要注意! アラフォーからは体の構造を知ったうえで、正しい知識に基づいたダイエット法が必要です。


 そこでまず、アラフォー女子がやせない7つの理由をみていきましょう。

□その1:加齢による基礎代謝の低下

 基礎代謝は20代後半から徐々に低下するものなので、運動習慣が全くなく、しかも若いころと同じような食生活を送っていたのでは、脂肪がどんどんたまるのは当然のことといえます。

 また筋力の低下による姿勢の悪さ、体幹の衰えによって、特にお腹周りには脂肪がたまりやすくなり、ボディラインが乱れてきます。さらに、やせている人でも加齢によって皮膚の弾力と肌のハリが失われ、タルミが出てきます。


□その2:女性ホルモンの乱れ

 女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという二つのホルモンがあります。アラフォー世代になってくると、この二つの女性ホルモンのバランスが崩れていくもの。
その理由として、子供を生む機能が衰えてくることや生活の影響でエストロゲンが過剰になることが挙げられます。更年期などの症状もこの女性ホルモンの乱れが原因といわれています。


□その3:エストロゲン過剰による脂肪の肥大

 「食生活の欧米化」や「環境ホルモン」の影響により、エストロゲンが過剰に分泌されるといわれています。エストロゲンが過剰になると脂肪細胞を活性化して太る原因になります。


□その4:セルライトの蓄積

 筋肉量の低下により毒素の蓄積が進行すると、加齢と合わせてセルライトができやすくなります。特にお腹周り、お尻、太ももにはセルライトが付きやすいものです。

 セルライトはいちど定着すると除去するのは難しく、冷えや血行低下を招いて、どんどん太りやすくなります。


□その5:仕事のストレスによる暴飲暴食

 40代は、仕事や家庭のストレスが最も多い時期といえます。そのストレスから暴飲暴食に走ってしまうと脂肪もどんどんたまっていき、それがまた「太った、やせない!」といったストレスのスパイラルを生んでしまいます。


□その6:経済的理由による食生活の悪化

 子供を持つ家庭であれば特に「節約」が迫られます。そこでまず削られるのが食費です。ここで、ダイエットの知識が乏しいと、安くて太る食材ばかり選んでしまい太る原因となります。

 また食生活の悪化は便秘も招きやすく、それが下腹ぽっこり体型を作ってしまいます。


□その7:時間的理由による生活習慣の悪化

 仕事に子育てにとアラフォー世代は自分の時間がとれないことが多いものです。
「忙しくてダイエットどころではない」のはわかりますが、考え方と生活習慣を変えれば、ダイエットする時間は作れますし、それがアンチエイジングにもつながることを覚えておきましょう。


■アラフォー女子ダイエットの注意点

 極度に食事量やカロリーを減らせば体調を損なう危険性もあり、また、ストレスもたまるので長続きせず、最悪はリバウンドを引き起こしたりするので注意しましょう。
さらに、体重は減っても顔や体がシワだらけになってしまい、実際より余計に老けて見られるなど、イイことは一つもありません。

 運動面においても、いきなり激しい運動を行うと、途中で挫折してしまうばかりか、足首・膝・腰を痛めてしまうので要注意です。


■アラフォー女子のダイエット ~ 食生活 ~

□抗酸化パワーでキレイやせ

 キレイやせを実現するためには、抗酸化作用の高い食材を積極的に取り入れることが大事です。活性酸素が体の細胞に入り込むとタンパク質、脂質が酸化して細胞の働きが低下します。そのためには、以下のような食材をメニューに取り入れるようにしましょう。

 ・ベータカロテン
    (ニンジン、カボチャ、ほうれん草など)
 ・ビタミンC
    (レモン、ミカン、ブロッコリー、小松菜など)
 ・ビタミンE
    (アーモンド、ほうれん草、カボチャ、イワシなど)
 ・ポリフェノール
    (赤ワイン、ブルーベリー、
             ココア、緑茶、リンゴ、大豆など)
 ・フラボノイド
    (レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など)


□糖化を遅らせる

 糖化とは、私たちの体内にあるタンパク質と食事によって摂取した糖が結びつき、糖化したタンパク質が体内に蓄積してしまうことをいいます。
タンパク質は体を構成する主要な成分ですが、糖化したタンパク質は、元のタンパク質とは違い、体や肌の老化を早める原因に。結果、太りやすくなったり、肌の衰えも加速させます。

 糖は体の大切なエネルギーのひとつですが、摂り過ぎは糖化作用が過剰に働くので、以下の2つの食べ方ポイントを意識し、糖化を抑えるようにしましょう。


□1:食事は最低でも20分かける

 食べ物から摂取した糖が血液で脳に運ばれると、満腹中枢から満腹のサインがでますが、これにかかる時間が20分程度。食事をしている最中に、満腹サインを受け取るようにすると、食べる量を抑えることができます。


□2:糖質の多い食材を控える

 穀類、イモ類、甘いものを控えるようにしましょう。特に、白米、白パン、麺類、白砂糖など精製された糖質は控えると同時に、夕食に炭水化物を抜く or 半分の量にすることも効果的です。


■アラフォー女子のダイエット ~ 運動編 ~

 脂肪を燃焼する働きがあるのは筋肉です。よって、できるだけ筋力低下を防ぐために運動によって筋肉を鍛えることが大事です。

 ただし、運動は軽いものから始めることが大切です。そこで、カラダ全体を使う有酸素運動がオススメです。
例えばウォーキングなら15分程度で良いので、なるべく続けるように心掛けましょう。
その他、水泳や軽めのジョキングなども有酸素運動として有効。この場合も、ゆったりしたフォームで少しずつ距離と時間を伸ばしていくのが◎です。

 さらに慣れてきたら、脂肪燃焼効果のある有酸素運動をする前に、軽い筋トレを行うとダイエット効率がよりアップします。特に、お腹=体幹を鍛えるのが効果的です。
お腹エクササイズの習慣化が理想ですが、歩くときや座っているときでもおへそが背骨につくぐらい下腹を薄くするように意識するだけでも、お腹を引き締める効果が期待できます。

 いずれも続けることが肝心なので、無理なく実践できる方法を選び、短い時間でも良いので少しずつ&毎日の継続を習慣にしましょう。10年後、20年後も健康で若々しくいるためには、ほんの少しの努力を今から始めることが重要ですよ。


文・和田 清香(All About ダイエット方法)





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  2012/11/14 9:30 更新

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