家計のやりくり上手な
   妻になる5か条


2011/11/26 11:11

White Catのブログ-やりくり上手な妻になるちょっとしたコツ

家計のやりくり上手はいまどき妻の必須条件


■「節約」を叫ばずに上手にやりくりする妻力

 リーマンショック以降「100年に一度の不況」といわれた経済状況は、いまだに明るさを取り戻していないように思えます。家計を預かる主婦の皆様も、給料日前になると思わずため息をついてしまうかもしれません。夫の給料が右肩上がりでなくなった昨今は、家計を守る主婦の手腕の重要性が増しています。

 ポイントとなるのは「節約・倹約」と声高に騒がず、普段の暮らしの中の工夫で上手にやりくりする妻力。もちろん、さまざまなタイプの男性がいますが、日常生活の中であまり「節約」をアピールされるのを快く思わない夫が一般的です。

 男性はやや見栄っ張りの傾向があったり、また「節約=自分の稼ぎが足りないから」と考え、自己評価を下げてしまう傾向があります。妻が意図していないところで、傷ついたり、落ち込んだりしているのが、デリケートな男心……。
もちろん、浪費癖があったり、簡単に借金をするなど金銭感覚に問題があるようであれば別ですが、そうでない場合は、目立たない所から家計の無駄をなくし、やりくりを心がけていくのが、上級妻のテクニックです。


■やりくりテクその1:
       「出費をキチンと把握する」


 「毎月、やりくりが大変」と嘆く方、家計簿はちゃんとつけていますか?
 「何に使ったかよくわからないうちに、お金が無くなっている」という方は、まずは出費の傾向をとらえましょう。
「家計簿をつけるのが面倒、続かない」という方は、レシートやカードの利用控え、明細書、引き落とし通知書を仕分けるだけでもOKです。

 封筒や空き箱に
  「食費」
  「雑貨・日用品」
  「洋服代」
  「医療費」
  「光熱費」
  「通信費」
 と大まかに項目を決めておきます。

あとはレシートを該当するところに入れ、月末に各項目ごとに入っている伝票を合計してみましょう。1枚のレシートに異なるジャンルの出費が含まれる場合などは多少の誤差が出ますが、それは気にしなくても大丈夫。
 
 「思っていたより○○費が多かった」
 「今月は△△があったから××費がかさんだ」
など支出の傾向をつかむことができます。やりくりの基本は、まずお金の流れをつかむこと、自分たちの消費の特徴を認識することが大事です。


■やりくりテクその2:
         「脱コンビニ」


 ちょっと出かけたとき、お昼ごはんや飲み物、お菓子やスイーツなどをコンビニで現地調達していませんか?
 確かに手ぶらで出かけても現地で何でも買え、アツアツのものが食べられるコンビニは便利です。しかし、家族でいろいろ買い込むとあっという間に5000円、6000円と出費がかさんでしまうこともあるのではないでしょうか?

 やりくり上手な妻を目指すなら、まずはコンビニ利用度を減らしましょう。
同じペットボトルでもスーパーの特売で買えば6~7割の価格で買えるはず。さらに、マイボトルを持ち歩けば、無駄な出費は抑えられます。お弁当も全部手作りするのが大変であれば、おにぎりだけは作って持参し、おかずやサラダを1品だけ購入すれば、出費も半分に。無理のない範囲で「脱コンビニ」を心がけることで、出費はかなり変わってきます。


■やりくりテクその3:
「知らずに引き落とされているお金をチェック」


 保険料やローンの支払いなど、毎月知らずに引き落とされているお金をチェックしましょう。
保険に加入したときと今では、年齢等さまざまな条件が変わっていて、実はもっとお得なプランがあるかもしれません。

 また、各種のローンは、借り換えや繰り上げ返済を実行することでずいぶんお得になる場合があります。見えない支出にも目を光らせることができるのが、やりくり上手な妻です。


■やりくりテクその4:
       「リサイクル、リユース」


 かつての日本には「お下がり」という習慣がありました。
子供の成長は目を見張るものがあり、新しい服を買っても直ぐに着られなくなってしまう事ありませんか!?
着られなくなった子供服は兄弟だけでなく、いとこや友人間でもやり取りをし、年下の子のいる家に順番に渡され、有効活用されていました。今、身の回りにそのようなネットワークがない方は、フリーマーケットや古着屋、リサイクルショップを活用しましょう。

 特に子供服はほとんど新品に近いような品物も数百円で購入できる場合があります。ブランド服であれば価格メリットも大。オシャレにこだわるママこそ、リサイクルショップをうまく活用しましょう。


■やりくりテクその5:
      「シンプルライフで節エネルギー」

 3月の震災を経て、私たちの生活がいかに電気に頼っていたか、無駄なものが多かったかに気づかされた方も多かったのではないでしょうか?
 「物が多い=豊か」
 「何でも電動=便利」ではありません。
ときにはシンプルな生活を楽しむ発想の転換と心のゆとりが大切です。豪華なクリスマスイルミネーションも素敵ですが、家族で囲む、食卓の穏やかなキャンドルの光はもっと素敵で温かいのではないでしょうか。

 ときにはテレビをつけずに、家族でお喋りをしたり、本を読んだり、家族で一緒にお風呂に入ってみたり……。暮らしをシンプルにすることで節エネルギーが実行できれば、家計はもちろん、地球にもよい効果が期待できます。

 身近なことから、無理なく始めて、やりくり上手な妻を目指してくださいね。


文・二松 まゆみ(All About 夫婦生活)





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2011/11/26 11:11 更新

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