今回も、また長く書いてしまいました。ガーン
許してね汗



暖かくなってきましたニコニコ



先月からの電力不足により計画停電が行われ、


不便が続きましたが


何とか、計画停電もひと段落しそうです




しかし、電力不足が解消された訳ではなく、


まだまだ続きます。


これからは、暑い夏に向けて冷房電力が必要になり


夏になればまた、電力が不足するのは目にみえてます。




そこで、今回は【ヤシマ作戦】を継続しつつ


不便な“停電”を出来る限り、みんなで協力して乗り切りましょう、ということで



日常生活・仕事に不便や不都合を感じず、如何にして上手くエコ節電をするのか皆さんの知恵が試されています。
こういう時、力強いのが戦後の焼け野原と物不足時代を生き抜いた、お爺ちゃん・お婆ちゃんの知恵が役立ちます。

それを今へ役立てて、
    誰でもできて家計にもウレシイ音譜

  ≪スマート節電=賢い節電≫
        という考え方が良いと想うのです。


スマート節電ということで一世帯あたり、

どのくらい節電できれば計画停電を
行わなくて済むのか!?

これから夏に向けて、一日に不足する電力量は約850万kw/日

大口契約(企業&工場)を除いた、
電力契約口数が約2642万口 ということで

約850万kw/日÷約2642万口=約320w/日



一世帯あたりの節電目標は 〔約320w/日〕 という答えになります。

(記号・単位の説明:w=電力量を表します)
            (/日=1日毎(ごと)区切って計ったら…)
(この様になります。w/日=電力量を1日あたり計った量はどの位




1家庭=320w/h ←これをどうやって皆さんの協力で節電するか、を具体的に


1世帯の平均消費電力は、60wの白熱電球約60個分になります。





節電と言うと、後ろ向きに想われますが
   『節電=家庭のムダを削る』
という考えで進められるとちからこぶヤル気が湧いてきます。




手始めに、
節電と言うと度々持ち上がる
≪待機電力≫ですが
ここでも採り上げさせていただきます。

一般家庭(一世帯の平均)での
   年間全消費電力量 4734kw/h のうち
   年間待機電力量は 285kw/h  であり
   およそ6%が待機電力だそうです。

仮に、待機電力をカットすると
  年間6270円分(258kw/h)
   節電できるそうです。
      電力料(1kw/h=22円)で計算

白熱灯は電気をよく使うので
 白熱灯⇒蛍光灯へ変えるだけで、
 年間約1850円分(84kw/h)の節電が
 出来るそうです。
 白熱灯をLEDライトへ変えた場合
 年間電気代が 約1/10に出来るそうです。

(財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」

 白熱灯54wによる机上の明るさとほぼ同等
 の場合
 LEDライトは昼白色で算出

 (日本電球工業会)







1.エアコン
 エアコンの設定温度を26℃⇒28℃へ2℃
上げると、これで、64w位の節電ができます。

 さらに設定温度を1℃上げて29℃にすると、
76wの節電になります。

 にゃーわが家では、暖房にエアコンは殆んど使いません。
エアコンの出番は梅雨時と夏場に限られ、
常に節電エコモードにしています。
夏場の設定温度は28℃に設定、あの暑かった去年もコレで十分チョキでした。

 もし、暑いようでしたら薄着にして、
扇風機を掛けるなり、エアコンの風向・風量を
調節するなりで問題は解決します。
(何故、温度を調節すると節電になるのか?
 という声に答えます。
 冷房のために温度設定を下げると、その分、
 エアコンのコンプレッサーを多く回転させて
 冷気を作り出さなければ成らなくなり、
 多く回す分、電気を多く使う事になります。)



にゃーWhite Catの実家では、冷房効果を高める
ために、家の中で一番、熱の出入りが多い、
各部屋の窓を簡易的な二重窓にしています。

これは、以外にも結構効果がありますよ!

方法は、スゴク簡単で、ホームセンターでも
売っている、窓用ビニールシートを窓へ張る
などです。(数百円~数千円の費用が必要)

ホームセンターへ行くと、窓ガラスへ貼るタイプの熱線吸収シートや紫外線吸収シートなどもありますから、用途・目的に合わしてお選び下さい。


にゃー
White Catの実家で行っているのは、
窓枠の部分にエアーキャップ(梱包などにつかうプチプチ)を取り付けて、窓とエアーキャップの間に空間をつくり、窓から侵入してくる熱の遮断効果を上げています。
副産物として、目隠し効果もあります。
冬はこの逆で室内の熱を外気へ逃がさない働きをします。
費用は安いです、100円ショップなどで、エアーキャップを購入することもできますし、ホームセンターでしたらタブン何処でも購入できると思います。


White Catのブログ-節電

White Catのブログ-節電

White Catのブログ-節電

写真をみて分かりますように、エアーキャップ同士が中心部分で重なり合う事と、固定する時、強度を増すために2cm位の幅で折り返して固定するのがミソです。
こうの様にすることで、窓からの冷気・熱気の出入りを抑えられます。エアーキャップは床まで延ばすことと、窓全体を覆うことも忘れずに。
少し位の隙間は構いませんが、なるべく隙間を無くすこともミソですね。

White Catのブログ-節電


エアーキャップの固定は画鋲(画びょう)でも固定できますし、少し費用をつかって、ホームセンターの工具・DIYコーナーで、木ねじビスと取り付け金具などを活用すれば誰にでもできます。
現に取り付けはにゃーWhite Catがやりましたビックリマーク
     〔取り付け金具〕


White Catのブログ-取付金具

White Catのブログ-節電

White Catのブログ-節電

White Catのブログ-節電
見てお分かりのように、プチプチを取り付け金具などに数巻き、巻き付けて、金具の穴を使って木ねじビスで固定してあります。
取り付ける前に、巻き付けた部分のエアーキャップから空気を抜いてから、固定をしてください。
空気が残っていると、取り付けが遣り難くなります。


このカーテンを使わないときは、クルクルと巻いておけばOK!

White Catのブログ-節電



にゃーWhite Catの部屋の玄関は、鉄製ドアーのために、冬は冷却装置へ、夏は発熱伝熱装置となります。
その対処法として、この様にしてあります。

White Catのブログ-節電
貼り付けるのではなく、強力マグネットで固定してあります。
この時も、プチプチをマグネット固定する部分から空気を抜きませんと、固定が難しくなります。






2.テレビ
  テレビも簡単で、テレビによって呼び名が
 違う事がありますが
    【明るさセンサーや省エネ設定】
 という機能がついているテレビがあります。


  この明るさセンサー&省エネ機能を使って、
 テレビ画面の明るさを抑えると6wの節電
 なります。


  明るさセンサー機能などが付いていない
 テレビは、映像調節という、画面の色合いや、
 色の濃さ、明るさ、画質、などを調節する部分
 があると思います。
 その中で調節する事で節電が出来ます。
 明るさセンサーと映像調節の両方を使って
 節電すれば、さらに節電となります。

  なぜ、テレビの明るさを抑えことで節電に
 なるのか?
テレビを光らす為には、その分の電気を多く使うから
です。


 〔わが家のテレビ:
        シャープアクオスから参考画像〕

White Catのブログ-テレビ省エネモード 
White Catのブログ-テレビ省エネモード 







3.冷蔵庫
  冷蔵庫の周りの整理をして、空気の通り道を
 作ってあげるだけで、冷蔵庫自体の放熱を
 助けてあげると5wの節電に冷蔵庫内の設定
 温度を〔強⇒中〕と変えることで、7wの節電に
 5w+7w=12wの節電になります。

  さらに、〔弱へ〕変えるともう少し節電ができ
 ます。
 (冷蔵庫は、エアコンと同じ仕組み庫内を冷や
  しています。その冷やすコンプレッサーを多く
  回すか、少なく回すかで消費電力が変わり
  ます)

  あと、冷蔵庫ドアの開閉を少なくしたり、
 一回の開閉時間を短くする事も効果があり
 ます。

  さらに、ホームセンターなどで購入できる、
 中の冷気を逃がさないための、冷蔵庫内側へ
 ビニールカーテンを付けるなど工夫次第です。







4.電気ポット
  電気ポットの保温をやめると35w







5.炊飯器
  炊飯器の保温をやめると36w
 炊飯器は、炊飯時に700w程の電力を使い
 ます。
 これを圧力鍋や土鍋などで炊いたらどうで
 しょうか。

 パンを焼くのにも、トースターを使わずに
 魚焼きグリルで焼いたらどうでしょうか。







6.温水洗浄便座
  夏場の便座保温を止め、洗浄機能も止めて
 コンセントを抜くと30w







7.お風呂・流し台
  お風呂・流し台などの給湯器パネルの電源
 を切ると6w







8.ディスクトップパソコン
  以外に多いディスクトップパソコンの電源を
 切ると123w



ここまでを合計すると

64w(76w)+6w+5w+7w+35w+
36w+30w+6w+123w=
エアコンを64wにした場合312w

エアコンを76wにした場合324w

となります。


コレは、使っている機器類でも違いがありますから、必ず同じになるとは限りません。


コレに、さらに追加して照明類も節電モードへ変えてみましょう。







9.照明
  照明に白熱電灯や蛍光灯をLED電球へ
 交換したらググッと節電になりまし、蛍光灯の
 ワット(w)数を100wの電球から60wや30w
 の電球へ変えるだけで節電になります。

  普段は部屋の蛍光灯を2灯点けているとこ
 ろを、1灯にしてみるとか。
  蛍光灯の傘の内側へ、アルミ箔を貼って、
 光の反射光を増やしてみるとか
  食事以外の時間は、光量を少なくした間接
 照明だけにしてみるなど
まだまだ、工夫次第で節電方法が出てきそうですね。



商店や事務所でも同じで、
手始めに、常に点灯させている2連・3連式の直管型蛍光灯などの数を1本や2本に減らしたとしても、仕事には殆んど支障ないでしょう。
マンションなどの通路に使われている照明も同じですし、この直管型蛍光灯と同じ型のLEDも有りますから、LEDへ切り替えるだけで、消費電力はググッと下げられます。







10.掃除・洗濯
  電気の使用量が多くなる午前10時から
 午後3時までの間をさけて掃除や洗濯をする
 ことで、電力使用量ピークを超えないように
 する事を心がることも大切です。


30年から40年くらい前
部屋掃除といえば、当時、掃除機などは有りませんでしたから【箒(ほうき)・はたき】を使って掃除をしていましたし、洗濯は洗濯盥(たらい)で、洗濯板を使って手洗いをしていました。

洗濯機で洗濯するならば、まとめ洗いを心がけて、洗濯時間を短縮するように『新しい洗剤で、濯ぎを1回で済む』洗剤が発売されています。
この洗剤を使えば総合的な洗濯時間を短く出来ます。






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